2011 Winter
貝印が運営する「Kai House」(東京都千代田区)では、食と料理の専門家を招いて、調理器具の使い方をご紹介するデモンストレーションや、イベントを行っています。今回は、中華料理研究家 馬 衣真先生の薬膳料理イベントをご紹介します。
日々の食事を意識して、病気に罹りにくく健康で美しいからだにするのが「薬膳」の考え方。「医食同源」をもとに今の日本が取り入れられる薬膳の、季節ごとの取り入れ方を効能とともに、6回シリーズでご紹介いただきました。
初回はプロローグとして、講師の馬 衣真さんのお祖母様、馬 遅伯昌さんをスペシャルゲストとしてお招きしました。戦後日中のかけ橋となるために中国料理の普及に尽力されたことや、レストラン「華都飯店」開業までの道のりについてのお話を伺いながら、料理に愛情をもつことや、努力を継続することの大切さを学びました。
2011年2月は「春の目覚めとデトックス」、5月は「梅雨どきのからだリズム」、7月は「夏ごはんでクールダウン」、9月は「乾燥対策!秋のしっとりメニュー」、10月は「馬家3代の中国家庭料理」、11月は「からだの中の冬じたく」というテーマで、毎回その季節にあった具体的な食材で、丁寧にご説明してくださいました。例えば、冬に傷めやすい臓器は「腎」とのこと。体を温めるために血や気の巡りをよくし、腎を助ける食材を取り入れるのが大切なのだそうです。

馬 衣真(マー イマ)先生
中国料理研究家。生家は東京・三田の「華都飯店」。祖母であり日本における中国家庭料理の第一人者、馬 遅伯昌氏に師事。母は料理家の馬へれん氏。大学卒業後、様々なジャンルのレストランプロデュース、メニュー開発に携わる。国立北京中医薬学大学日本校にて薬膳を学び、2007年国際中医薬膳師の資格を取得。馬家の味をベースに、日本の家庭に合わせた新しい中国料理のスタイルを提案している。

イベントスペースは、手元までしっかり見えるキッチン設備があります。

昨年10月の第1回目にご紹介したピータンとアボカドの前菜。

日本における中国家庭料理の第一人者であり衣真先生の祖母の馬遅伯昌さん。

イベントは、先生との距離も近い少人数制で行われます。
キャベツ、豚肉、帆立、海老、昆布など、それぞれの効能とそれらを活用したお料理を、デモンストレーションを交えてご紹介いただきました。
衣真先生いわく、薬膳は「漢方や生薬を使わなければいけない訳ではありません。薬膳とは季節やその時の体調に合わせた食事で体のバランスを整える考え方のことで、スーパーで買える身近な食材で気軽にできます」。参加いただいた方からは、「家に帰ったらすぐに作れそう」、「薬膳を身近に感じることができた」などの感想をいただきました。今回は、薬膳を普段の生活に取り入れるきっかけとなるイベントになったのではないでしょうか。
※「華都飯店 馬家の薬膳 からだ美人」は2010年10月~2011年9月に開催しました。
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2011 Winter 華都飯店 馬家の薬膳からだ美人
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