身体にやさしいフレンチとは? その真髄を習得
「Kai House Club」がおよそ2カ月ごとに開催している食にまつわるスペシャル企画。この日は「Kai House Club」主宰のセミナーのなかでも特に参加希望者が多い、人気レストランの現役シェフによる調理講習が行われました。
講師を務めたのは、東京・人形町のフレンチビストロ「イレール人形町」を率いる島田哲也シェフ。23歳でフランスに渡り、数々の星付きレストランで研鑽を重ねた島田シェフは、1990年代後半にいち早く“身体に優しいフランス料理”を標榜するレストランを展開し、素材本来の味を活かした料理や野菜を使った料理など、おいしさと美しさ、ヘルシーさを兼ね備えた料理を多く生み出してきました。
そんな島田シェフが、長年のキャリアで得た知識やテクニックを披露する今回のセミナーのテーマは、「食材の美味しさを引き出すための調理技術と工夫」。料理を志す人はもちろん、毎日自宅でキッチンに立つ人なら、心惹かれるテーマではないでしょうか。
デモンストレーション形式で行われたセミナーは、島田シェフのテクニックが目の前で見られるとあって、参加者である「Kai House Club」会員たちはひとつひとつの動きを注視。ふだんは見ることのできない手元の様子も間近に見ることができ、2時間の実演時間があっという間に感じられるほどでした。