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非日常の世界感 新時代のグランメゾン

レストラン
2019年04月24日

昨年10月、東京証券取引所などが軒を連ねるビジネス街、日本橋兜町に誕生した「アサヒナガストロノーム」。恵比寿の二つ星フランス料理店「シャトーレストラン ラ ターブル ドゥ ジョエル・ロブション」で料理長を務めた朝比奈悟さんの店を訪ねました。

目指したのは、自身の豊富なキャリアの集大成となる「グランメゾン」。ホワイト、シルバー、グレーを基調とした店内は、デザイン会社と調整を重ねて実現したもの。「今までは料理のことだけ考えいればよかったけれど、店を構えると決めることや考えを貫くことなどが多い。でも自分の名前を掲げた店で、技術やフランス料理に対する思いのすべてを注ぐことができるため、やりがいがあります」

料理やサービスはもちろん、グランメゾンに訪れたお客様には非日常の「特別感」を感じてもらうことも欠かせない要素。繊細な加工を施したカトラリーや店名入りのプレートは、フランスの老舗ブランド「クリストフル」のものを採用しています。

では、お料理の紹介にうつりましょう。メインは、「シャラン産クロワゼ鴨胸肉 オリジナルスパイスでロティ トリュフ香るポムクルスティアンを添えて」(ディナーコースからの一品)。胸肉やモモ、ささみや砂肝をそれぞれの調理法で仕上げ、内臓はそぼろ状にして使用。「食材のコストは惜しまないのが私の考え方。サイズは小ぶりだけれど良い鴨が手に入れられたので、素材への愛情をこめてすべてを一皿に盛り込みました」

“伝統の継承と現代の革新”
アサヒナガストロームが体現するフランス料理とは?

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撮影/平松唯加子  取材・文/木村千夏

ASAHINA Gastronome(アサヒナガストロノーム)の詳細情報

店名 ASAHINA Gastronome(アサヒナガストロノーム)
電話番号 03-5847-9600
URL https://asahinagastronome.com/
住所
東京都中央区日本橋兜町1-4 M-SQUARE Bldg 1F
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ジャンル フレンチ

シェフの紹介
朝比奈 悟(アサヒナ サトル)さん
1991年、「横浜グランドインターコンチネンタルホテル」入社。メインキッチン料理長を経て2004年に「ルカフェドゥジョエル・ロブション」料理長に就任。その後渡仏し、ブルターニュ地方で研鑽を積み、2011~17年まで「ミシュランガイド東京」二つ星の「シャトーレストラン ラ ターブル ドゥジョエル・ロブション」で料理長を務める。2018年に13年間勤務したロブショングループを勇退し、自らの名を冠したレストランをオープン。