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「マデイラワイン プロモーション企画」料理家向けセミナー&タイアップ料理教室レポート ~前編~

2024年11月21日

1967年に日本に輸入されて以来、多くのシェフや名だたるレストランから支持を得てきたバーベイト社の「マデイラワイン」。Kai House Clubでは、所属する料理家とその教室を通して、マデイラワインの魅力や美味しさ、調味料として家庭料理における汎用性の広さを多くの人に伝えるための企画を実施。レポートの前編では料理家に商品の特徴や知識をレクチャーする為の料理家向けのセミナー、後編ではタイアップ料理教室*の様子をお伝えします。


*タイアップ料理教室…Kai House Clubに所属する料理家が運営する料理教室を介した、商品のプロモーション。料理家自身が制作したレシピ等を用い、レッスン内で商品の魅力を生徒に伝えます。

料理家向けセミナーレポート


2024年9月4日に東京・秋葉原にある貝印株式会社のKai Houseにて、料理家向けセミナーを実施しました。
本セミナーは、今企画に参加するKai House Club所属の料理家向けに実施され、マデイラワインを学ぶことからスタート。まず、マデイラワイン協会公認エデュケーターである「マデイラジャパン株式会社」の稗田(ひえだ)千尋さんより、マデイラワインの歴史や製法をはじめ、唯一無二の魅力について語っていただきました。


マデイラワインは、ポルトガル領マデイラ島で造られている酒精強化ワインで、醸造途中にアルコールを添加して醗酵を止め、甘さを残した状態で加熱熟成したものであることや、独特な風味に加えて魅惑的な甘さと引き締まった酸味が特徴で、類がないワインということを、スライドや資料を使ってわかりやすく説明していただきました。

「マデイラワインは酸化熟成しているため、普通のワインと違って酸素や熱に強く、セラーに入れず常温で保管できるのが大きな特徴です。また、ワインに合わせにくいと言われる食材とも合わせやすいので、料理とお酒のペアリングに迷った時にマデイラワインを合わせると、万能に使えます」(稗田さん)


参加者のみなさんにより理解を深めていただくため、試飲用にブドウの品種が異なる5種類のマデイラワインを用意。写真左から、セルシアル10年(辛口)、ヴェルデーリョ10年(中辛口)、ブアル10年(中甘口)、マルヴァジア10年(甘口)、バーベイト スイート(甘口)を飲み比べていただきました。

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撮影/米山典子  取材・文/田辺千菊