「Longrain(ロングレイン)」 熱気と刺激に満ちたタイ料理を、シドニーのモダンなセンスで再構築

外食時に、タイ料理が候補に挙がるのはどんなときでしょうか。辛いものが食べたい、食事で元気になりたいといった理由のほかに、食べ慣れている人ならメニューを見れば味が想像できて安心感があるということもあるかもしれません。そんなタイレストランの持つ予定調和を良い意味で裏切る注目店をご紹介します。

2018年05月4日

エスニック好きならすでにその名を耳にしているであろう、東京・恵比寿のモダン・タイ・レストラン「ロングレイン」。本店は、近年さまざまなアジアンフードが席巻するオーストラリアで20年もの長きに渡り愛され続け、オージー達がハレの日に訪れることも多いというカジュアルダイニングです。日本初上陸の同店は、恵比寿ガーデンプレイスタワー39階という昼と夜で異なる魅力の眺望を持つロケーションにあり、広々と開放的かつ現代的な演出がなされた空間で、オーストラリア発の独創的なタイフードを楽しむことができます。

エグゼクティブシェフを務めるのは、オーストラリア・イギリス・日本の「bills」にてシェフ&クリエイティブディレクターとして活躍した経歴を持つグリフ・パメント氏。シドニー生まれでシドニー店のエグゼクティブシェフを兼任するパメント氏は、本場タイの味を軸にしながらもオージーの舌やカルチャーに合わせて料理をローカライズ。フレッシュなハーブやスパイスを多用しつつ、タイ料理の特徴である辛さ、甘み、酸味、塩気の4つの味のバランスをロングレイン流に再構築していて、オーストラリアにおけるタイフードの新潮流となりました。東京店では本店の味を再現していて、エスニック料理初心者はもちろん、タイ料理マニアも新鮮な気持ちで味わうことができるでしょう。また、タイの熱気をシドニーの都会的なセンスで包み込んだかのような、現代アートを思わせる盛り付けも見逃せません。

さらにうれしいのが充実したドリンクメニュー。特に、オーストラリアが世界トップクラスの生産量を誇るワインは、タイ料理の風味と好相性の銘柄が豊富にラインナップされています。友人同士の気軽な食事から特別な日の会食までさまざまなシーンで活用でき、何度もリピートしたくなること必至です。

新たな解釈のモダンタイ料理とは?

タイでスターターとして親しまれている「ミャンカム」。色鮮やかなハーブ、バイチャプーを使ったスナックです。“ハイゴショウ”という和名が示す通り、ピリッとした辛みのある後味が特徴。「フレッシュシトラス&ココナッツ」と、「イカとターメリック レモングラス」の2種類から選べます。1ピース¥400。

“クライングタイガー(虎が泣くほど辛い)”という異名を持つ「牛ハラミのグリル ホット&サワーソース」。もち粉、唐辛子、醤油、ライムジュースを混ぜ合わせたホット&サワーソースでは物足りないという人は、別添のチリパウダーで好みの辛さまで調整可能。付け合わせのパクチーのサラダと合わせて食べると絶品です。¥3,400(ハーフサイズ¥2,040)。

お店自慢のグリーン、イエロー、レッドの3種のカレーを楽しめる「Longrain カレー3種盛り合わせ」。グリーンカレーには生の青唐辛子、イエローとレッドカレーには乾燥の赤唐辛子を使い、本場の味を手加減なく再現しながら洗練されたハーブ使いで、辛さの中に具材のうま味が溶け込んだ病みつきになる味わい。¥3,800(※カレーの内容は季節によって変更あり)

本国オーストラリアで今大注目の人気食材・竹炭を使った「パパイヤ レモングラス ブラック&ホワイトソルベ」。シックな竹炭のアイスは、甘酸っぱくて後味すっきりのライチフレーバーで、南国らしさを感じるトロピカルなデザートです。¥1,600。

レストラン名の詳細情報

店名 Longrain(ロングレイン)
電話番号 03-5424-1300
URL http://longrain.im-transit.co.jp/
住所 東京都渋谷区 恵比寿4-20-3
恵比寿ガーデンプレイスタワー39F Google Mapで確認
ジャンル エスニック料理

撮影/平松唯加子  取材・文/江原裕子

シェフの紹介
大畠秀紀さん
「ロングレイン東京」のスーシェフ。一般企業に勤務したのちに料理の道を志し、調理師免許を取得。その後、ニュージーランドで7年、イギリスで1年半、料理人として働く。2010年に帰国し、さまざまなレストランの立ち上げを経験。ロングレインでも立ち上げからスーシェフとして加わり、シドニーの本店で研修。スパイスとフレッシュなハーブを多用した本店のリアルな味を再現している。


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