
四谷三丁目駅から大通を入った静かなエリアに店を構える「オステリア・デッロ・スクード」は、昨年2月末にオープンしました。
同店を率いるのは、シェフの小池教之さん。麻布十番「ラ・コメータ」などを経て渡伊。プーリアやシチリア、カンパーニア、ウンブリア、ピエモンテ、トレンティーノ=アルト・アディジェ、計6州7軒のレストランで研鑽を積みました。帰国後に「インカント」シェフに就任し、地方ごとの手打ちパスタを紹介するなど、イタリア郷土の味の普及に貢献したことで知られています。
現在提供するのは、カンパーニア州の料理。「シャラティエッリ 巻貝のスーゴ」。小麦粉を水ではなく牛乳で練り上げた噛み応えのあるパスタに、つぶ貝とトマト、ワイン、オリーブオイルのソースと絡めた磯の旨みたっぷりの一皿です。ディナーは、4皿からなる5,500円と全6皿の6,500円、シェフのお任せ8,000円(要予約)を用意しています。コースでありながら、アンティパストやプリモピアットなど、メニューから選んで好みで組み合わせることができます。