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料理教室 a table

2023年05月9日

料理教室を主宰する先生からなる会員組織「Kai House Club」。スタッフが人気の料理教室にお邪魔し、レッスンを受けてきました。先生のユニークなキャラクターと充実したレッスン内容は、料理教室を営む人にも、料理教室を探している人にも、インスピレーションを与えてくれます。

「桜おにぎり」は生徒さん各自で握ります。俵形や三角などそれぞれ個性が出て、かわいく仕上がりました。桜色のごはんにしらすが映え、桜と菜の花のトッピングが春らしさを誘います。

最後は生徒さん自ら盛り付けをして桜御膳が完成。籠盛り弁当は、手前から時計回りに「桜おにぎり」「海老と絹さやの玉子焼き」「いかと柑橘の和えもの」「海老の春色オーブン焼き」「豆腐田楽二種」。お盆右から、「筍の胡麻味噌汁」「キャベツとファルファッレの豆乳煮」「牛肉手毬赤ワインソース」「鮪チーズの磯辺揚げ焼き」と盛りだくさん。ドリンクはビオのレモネードとロゼワインを用意。

食後のデザートは、先生があらかじめ作っておいた「桜水まんじゅう」と「春色三色甘酒ゼリー」。ゼリーに5色のぶぶあられといちごをトッピングすることで、おもてなし感がぐっと増します。

 

先生はどんな人?

海外留学や、パリ駐在経験もある藤倉さんは明るく社交的で、レッスン中も常に笑顔。そんな藤倉さんの人柄に惹かれて毎月通う生徒さんも多く、レッスンの申し込みが始まるとすぐ満員になってしまう人気教室です。
もともと食べることが好きで、外国の食や文化にも興味があったという藤倉さん。レッスンでは季節のおうちごはんを中心に、フランス、スペイン、韓国、タイ、中国など、各国料理も紹介しています。そして、どの料理にも“おもてなしの心”をプラスすることで、オリジナリティの高い魅力的な料理を生み出しています。

「『a table』はフランス語で「ごはんができましたよ。テーブルについて」という意味。食は毎日のことなので、食卓の大切さと楽しさを伝えていきたいという思いから命名しました。食べることやおもてなしが好きな方、テーブルコーディネートを楽しみたい方など、生徒さんの参加理由はさまざま。お料理初心者の方も大歓迎です。食を通して日々の幸せのお手伝いができたら嬉しいですね」

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撮影/田尻陽子 取材・文/田辺千菊

生徒の声

・「1回のレッスンで10品以上学べるところに、先生のホスピタリティを感じます。どのお料理もお店のような仕上がりなのに簡単に作れるものばかりで、我が家の定番になったレシピもたくさん。家族もレッスン後の食卓を楽しみにしています」

・「お料理はもちろん、先生の明るいお人柄に元気をもらえるので毎月通っています。季節のテーブルコーディネートも素敵で、長く使えるいいものを紹介してくださる一方で、100円ショップで買えるものも取り入れたり、柔軟な発想にいつもヒントをもらっています」

・「私は台湾出身で、日本のお料理やおもてなしを学びたくて、この教室に通い始めました。先生のお料理は見た目も素敵で、ヘルシーな食材を使っているので心も身体も癒されます」

教室主宰者紹介


藤倉淳子さん

上智大学外国語学部卒業後、大手総合商社に勤務。大学時代に短期留学していたスペインや、パリ駐在中に巡ったヨーロッパで食や文化に影響を受ける。その後、薬膳、野菜、イタリアン、おもてなし、テーブルコーディネートなどを各種教室で学び、2012年より料理教室「a table」を主宰。

SCHOOL INFORMATION


名称:a table(ア ターブル)
エリア:千葉県市川市

旬の食材と身近な調味料を使い、季節やテーマに合った料理をテーブルコーディネートとともに紹介。デモンストレーションを中心に実習も取り入れ、1回のレッスンで10~15品を学べる。試食時にはワインやノンアルコールドリンクも用意。食後にはティータイムも。レッスンの日程はホームページにて告知・申し込み受付。レッスン時間は11時~15時30分頃、1レッスン8,000円(入会金不要)。
HP:https://www.atable-jp.com/
Instagram:https://www.instagram.com/atable_junko/