
作ったお菓子はその場で試食するだけでなく、各自持ち帰れるのもうれしいところ。
教室オリジナルの保冷バッグがスタイリッシュ!
まるでパティスリーのショーケーキに並んでいるような「プラリネ風味のシュー・ショコラ」と「エクレール・ショコラ」が完成しました。
「すごい美味しい!ほんま、サクサクやわ〜」と、初めてシュー作りに挑戦した生徒さんも大感激の仕上がりです。
毎回、スイーツに合うお手製の軽食も用意してくれています。右上から時計回りに、「白きくらげと洋梨のスープ」、「白菜と甘酒のグラニテ」、「季節のサラダ ごぼうとショコラのクーリ」。目にも舌にも美味しいメニューは、さながらレストラン気分も味わえます。
先生はどんな人?
会社勤めの傍ら通っていた料理教室が楽しくて、本格的に料理を学ぼうと思っていた権藤さん。その後結婚を機に一度は夢を諦めかけましたが、フランス菓子が学べる専門学校に通って、ディプロマを取得。有名店での勤務やお菓子教室のアシスタントなどを経て、夢だった教室をオープンさせました。
「おひとりおひとりに対してきめ細やかに対応するために、最大で4名までの少人数制に。また、生徒さんによってお菓子作りの技術がまちまちだと指導が難しくなるので、同じように上達していけるコース制にしています。生徒さんにおうちで復習してもらえるように、復習動画でフォローできるのも強み。たしかに、動画を作成するのは大変なんですけど、ご家庭で美味しいお菓子を作って、ご家族みんなで楽しんでもらえたらいいな、という気持ちを込めて頑張っています」
作り方の工程を教えるだけではなく、お菓子作りの本質を教えてくれるのも魅力です。
「レッスンでは、考える力を養ってほしいから、製菓の理論をきちんとお伝えするようにしています。そうでないと、自分が“こういうのを作りたい”と思った時に、応用がきかないので、習ったものしか作れなくなります。最終的には、ルセット(レシピ)はないと思っているんです。季節や体調によっても求めるものは違うし、自分好みの味にしてもらえたら嬉しいですね。また、うちでは自家製の美味しさを少しでも知っていただけたら嬉しいなという気持ちから、自家製のものをご提案することも多い。市販品を使えば美味しいし便利だけれど、フレッシュな香りや味は手作りだからこその特権です。お店に行けば美しくて美味しいスイーツがいつでも買えますが、手作りだからこそ味わえる達成感やできたての香り、幸福感のある美味しさをお伝えしていきたいです」