タイにも拠点を持つ料理家によるレッスンが人気のタイ家庭料理
今回ご紹介するのは、神奈川県横浜市都筑区にあるタイ料理教室「rian(リアン)」。教室は新横浜駅や横浜駅から1本でアクセスできる仲町台駅にあるマンションの一室で開催されており、駅前という利便性抜群の立地です。
主宰の岡田みどりさんが教えてくれるのは、できる限り身近な食材で作るタイ料理。そんな自宅でも再現できる絶品レシピは、タイに精通されている方からも支持を集め、この日もタイに駐在経験がある生徒さんが2人も参加されていました。
1回完結の「タイ料理クラス」は定員4名までの少人数制で、実習が中心。はじめに生徒さんたちに自己紹介をしてもらって、打ち解けたところでレッスンを始めていきます。
岡田さんは毎月タイに1週間ほど滞在しており、行くたびに現地のスーパーで食材や調味料を仕入れて、レッスンで紹介してくれます。この日は、日本人には馴染みのないタマリンドペーストを生徒さんに味見してもらうことに。「日本でも買えますが、酸っぱい梅干しにお酒を加えると代用できますよ」と岡田さんが補足すると、生徒さんたちも「梅干しなら身近な食材なので、簡単に作れそう」と、自宅で作る意欲を高めていました。
食材の説明が終わると実習に入ります。まな板や包丁は人数分用意されているので、先生のお手本を見ながら同時に作業を進めていくことができ、技術が身につきやすいと評判です。
サラダに使うキュウリは、ウェービングナイフで飾り切りに。包丁と同じように切るだけでキュウリがギザギザになるので、生徒さんも童心に帰ったように調理を楽しんでいました。
続いて登場したのは、「クロックヒン」というタイの石臼。スパイスを潰したり、ペースト作りに欠かせない道具で、ハーブやスパイスの香り立ちが抜群です。こうした珍しい調理器具を使わせてもらえるのもこの教室の魅力で、楽しみながらタイ料理の真髄に触れられます。