
魚の臭みや型崩れを防ぐため、鯵はあらかじめ香ばしく焼いておくのがポイントだそう。
ほかにも、フランス人直伝のオレンジの皮をプラスすることで、爽やかな風味も加わります。
右から時計回りに、「枝豆のリュスティック」、「鯵のブイヤベース」、「アメリカンポーク 120℃ローストポーク」。仕上げの大粒の塩がアクセントになる軽やかなリュスティックは、「ワインに合いそう!」と生徒さんからも好評でした。
先生はどんな人?
大手料理教室での講師を経て独立後、2008年から教室を運営している三谷良子さん。
「自分の教室を持つことが夢だったんです。以前の職場では、パンからスイーツまであらゆるジャンルをやっていましたが、1番楽しかったのがパン作り。教えるのも食べるのも好きだったので、独立したらパン教室をやりたいと思っていました。あとは、フランスが好きなので、パンに合うフランスのお料理も一緒にご提案したいなと。フランスって地方ごとに魅力が違うので、郷土料理をご紹介できたらうれしいし、レシピのイメージも広がるんです。オリジナルのレシピを提供できるので楽しい反面、マニュアルがない分、すべて自分の責任になりますが、やりがいは大きいですね」
少人数制で個人の教室だからこそ、きめ細やかなサポートができると言います。
「生徒さんそれぞれにペースがあると思うので、個人に寄り添ったスタイルでレッスンを行うように気をつけています。一つ一つのプロセスを丁寧に確認したい慎重な方もいらっしゃれば、どんどん自分で進めていく方も。ご自身のペースで、レッスンを楽しんでいただけたらと思っています。レッスン中もきちんと理解していらっしゃるか目を配りながら、一言ずつお声がけするようにしています。
私、妹が来ると、あれもこれも食べさせたいと思ってしまうんですけど、生徒さんに対しても同じなんです(笑)。生徒さんのことが大好きなので、レッスン中は、まるで自分の妹が遊びに来たときのように接していますね」