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正しいヘアケアで好感度を即座に上げる

スキルアップ
2019年06月19日
個人でビジネスを行い、サービスを提供する立場として、お客様や仕事相手の方に清潔感や好印象を与えることは仕事の専門スキルと同じくらい大切。まして“食”を仕事にしている料理家の皆さんなら、健康的で清潔感のある印象は必須でしょう。その鍵のひとつとなるのが、ヘア。あなたは自分の髪に自信がありますか? 育毛&美髪専門サロン「RESALON」オーナーの渡辺佳恵さんにお話を伺いました。

髪質はケア次第でいくらでも変わるもの!

「料理家の皆さんにとって、第一印象で何よりも大事なのは清潔感ではないでしょうか」と開口一番に語るのは、育毛&美髪専門サロン「RESALON」のオーナー、渡辺佳恵さん。自身もかつて料理教室を運営していた経験から、料理サロンでの印象の大切さを話してくれました。
「生徒さんは、ただ美味しい料理を学びたいだけでなく、あの先生に習いたい、先生にまた会いたい、といった気持ちを持ってくれるものです。その根底にあるのは、“先生の作ったものは美味しそう、体に良さそう”といった無意識の感覚ですよね。そこでモノを言うのが、ヘルシーさや清潔感なんです。それはその人自身のもつ肌や髪のツヤに表れます。いくらメイクやファッションで取り繕っても、肌や髪そのものがくすんでいたり、やつれていたり、老けた印象を与えてしまうと、信頼感が下がってしまう。そういうものなんですよね」
そのため、ヘアケアはとても重要だと渡辺さん。
「多くの人は、髪質なんて変えられないと思っているようなんですが、実はケア次第でいくらでも変えられるんです。うねりやパサつき、広がりといった女性特有の髪の悩みは、年齢とともに高まっていきますが、手を掛けることでそれは歴然と変わります」
さらに、相手に与える印象だけでなく、髪のケアをするようになると自分自身にも良い影響があるといいます。
「自分の髪と向き合うことは自分自身と向き合うこと、髪のケアをすることは自分自身をよくするために努力すること、そして髪が改善されれば当然自分に自信が持てるようになります。だから、ヘアケアに取り組むことは、自分自身との信頼関係を高めるためにとても効果的なんです」

ふたりの料理家が体験! サロンのケアで髪はどこまで変わる?

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Photos MIDORI YAMASHITA Text YURICO YOSHINO

お話を聞いた人●渡辺佳恵さん
ブランドプロデューサー●女性誌ファッションディレクターを経て2006年起業、現在は「RESALON」代表を務めるとともに、靴ブランド「Daniella&GEMMA」、コスメブランド「coco organics」、パンケーキ店「クリントンストリートベイキングカンパニー」、雑誌「美的」など、さまざまなブランドのプロデューサーやアドバイザー、また一般女性のビジュアルコンルティングを行うオンラインサロンを開講し、100名近い生徒の美容&ファッション&生き方指導を行う。https://www.resalon.co.jp/