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「マデイラワイン プロモーション企画」料理家向けセミナー&タイアップ料理教室レポート ~後編~

2024年11月21日

1967年に日本に輸入されて以来、多くのシェフや名だたるレストランから支持を得てきたバーベイト社の「マデイラワイン」。Kai House Clubでは、所属する料理家とその教室を通して、マデイラワインの魅力や美味しさ、調味料として家庭料理における汎用性の広さを多くの人に伝えるための企画を実施。レポートの前編では料理家に商品の特徴や知識をレクチャーする為の料理家向けのセミナー、後編ではタイアップ料理教室*の様子をお伝えします。


*タイアップ料理教室…Kai House Clubに所属する料理家が運営する料理教室を介した、商品のプロモーション。料理家自身が制作したレシピ等を用い、レッスン内で商品の魅力を生徒に伝えます。

「マデイラワインはしっかり煮詰めるのがポイントです。アルコール度数が高く、浅い鍋だと火が入りやすいので注意しましょう」と澁谷さん。貝印のスパチュラを使って鍋の縁に付いたソースを集めながら、一滴も無駄にせず煮詰めていきます。

最後は、マデイラワインを使った料理を試食。澁谷さんは生徒さん一人一人に料理の感想を聞きつつ、マデイラワインのさらなる活用法も紹介。過去のレッスンで作った肉団子の中華風ソースや、クリームシチューに少し加えるだけで格段においしくなるなど、生徒さんたちになじみのあるメニューを例に、家庭でも取り入れやすい合わせ方を教えてくださいました。
また、参加した生徒さんには、マデイラ スイートの50mlボトルのお土産が手渡され、「習ったお料理をすぐ試せるのが嬉しい」「家族にも食べさせてあげたい」という声が上がりました。

この日作った料理は5品で、メインは「豚ヒレ肉のステーキ 彩り野菜とマデイラソース」。サイドメニューは、左から「カリフラワーとまぐろのサラダ 梅わさびドレッシング」「かぼちゃときのこのガトー仕立て」「野菜とひき肉のスープ 柚子胡椒風味」。研究熱心な澁谷先生ならではのプレゼンテーションとして、デザートの「パンナコッタ 塩キャラメルソース」は、まずそのまま味わっていただき、途中で肉料理に使ったマデイラソースをかけて、生徒さんたちにマデイラワインと甘いものとの相性のよさも体験していただきました。

先生の声

「私の料理教室は”家庭料理をベースとしたおもてなし料理”をコンセプトにしているので、マデイラワインを使った手の込んだお料理ではなく、ご家庭でも気軽に取り入れやすいレシピを心がけました。また、生徒さんに繰り返し作ってもらえるよう、今回はマデイラワインにお醤油を合わせて親しみやすさを持たせました。赤ワインやみりんで代用できそうと思う方もいらっしゃるかも知れませんが、バーベイト社製「マデイラ スイート」は酸味と甘さのバランスがよく、誰が使っても安定した味になるので、簡単にプロの味に近付けられるのが魅力です。”これはマデイラソースなのよ”と言うと特別感が増すので、おもてなしをする機会が多い方はマデイラワインが1本あると”ここぞ”という時にも使えて重宝しますよ」

生徒の声

「今回のレッスンで、マデイラワインは常温保管ができて、開栓後も長期保存ができるということを知って、身近なイメージに変わりました。マデイラワインを使ったお料理も思ったより簡単で、それでいてインパクトがあるので、特別な日に家族に作りたいと思いました」

「フランスでの生活が長かったため、アペロはもちろん、お料理を作る時にもマデイラワインは大活躍。飴色にソテーしたリンゴとマデイラワインを煮詰めて、ソテーした仔牛肉と合わせることが多いのですが、今回教わった豚のヒレ肉とも相性がよく、より手軽に取り入れられると感じました」

「好きなレストランのメニューに『牛ホホ肉のマデイラ酒煮込み』があって、行けば必ず選ぶほど好きなお料理なのですが、マデイラワインはプロの料理人しか使えないものという特別なイメージがありました。今回、先生のレッスンで、短時間で作れるおいしいマデイラソースを学べたので、自宅で再現できることがとても嬉しいです」

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撮影/米山典子  取材・文/田辺千菊