家庭料理をランクアップさせるアイディアが満載!
JR信濃町駅から徒歩5〜6分のところにある「槻谷寛子 DoCook 東京料理教室」。主宰の槻谷寛子さんは、料理初心者でも簡単に、かつ美味しくできるコツを研究し続けてきたこの道30年の大ベテランです。
海外暮らしの経験もある槻谷さんの料理教室では、家庭料理のみならず、各国のエッセンスを取り入れた世界の料理も学べます。本日のレッスンは、北アフリカに位置するチュニジア料理。
「フランス領だったチュニジアは、スペイン、イタリアとも地理的に近く、美味しい料理がたくさん! スパイスを使った調味料、ハリッサなども使いますが、現地の味そのままではなく、日本人向けにアレンジしたレシピをお教えしますよ」と槻谷さん。一通り、レシピの説明が終わったところで、調理スタート!
白を基調とした明るいキッチンスタジオは、3つの洗い場や一人1台ずつの調理テーブルが用意され、広々としたスペースです。
「分担制ではなく、下ごしらえから仕上げまで、すべて自分で実習していただきます。一人で2人前ずつ完成させてもらうので、上達も早いですよ」と、自宅で実際に一人で調理することを想定したレッスンスタイルです。
「チュニジア風モザイクサラダ」に使うきゅうりはピーラーで縞目に皮をむき、見た目の美しさと味の染み込みやすさを両立させます。
「貝印のピーラーは持ち手がフィットして手に馴染み、切れ味も抜群です」と、槻谷さんも使いやすさを絶賛!
チュニジア風の揚げ物「ブリック」は、卵、ツナ、じゃがいもをベースにした日本のコロッケに近い料理です。
甘さを引き出すために特別な茹で方をしたじゃがいもは、ポリ袋に入れてコップの底でつぶせばOK。マッシャーを使わなくてもなめらかになる上、洗い物も減るという槻谷さんのアイディアです。
魚介と野菜がたっぷり入った「魚介のクスクスwithオリーブオイル」は、貝印の中華鍋で煮込むのもこだわりです。複雑なスパイスの香りがキッチンを包み込むなか、味見をした生徒さんからは「すごく美味しい!!」と、目を丸くしながら感嘆の声が!
「中華鍋はフライパンより用途が広いので、本当に便利ですよ。底が丸いので熱の回りもいいし、具だくさんの煮物や炒め物にも最適。パスタもこれでゆでられますよ」と槻谷さん。
槻谷さんの盛り付けを参考にしながら、全員でセッティングをして、いよいよお楽しみの試食です。
右から「ブリック」、「魚介のクスクスwithオリーブオイル」、「チュニジア風モザイクサラダ」。クミンやコリアンダーなどスパイスの豊かな風味が効いたピリ辛味は、日本人も親しみやすい味わいでやみつきになりそうです。