2人目のプレゼンターは、「sincère(シンシア)」のオーナーシェフ・石井真介さん。デモンストレーションを交えながら、料理としての海藻の魅力や使い方を教えていただきました。
今回は2品の海藻を使ったフランス料理を教えてもらいました。調理には貝印のピーラーや包丁など、参加者のみなさまにもなじみがある調理器具を使って、一流シェフならではテクニックや調理のコツを伝授していただきました。
1品目は、前菜の「帆立貝と若ひじき、未利用魚のカルパッチョ」。未利用魚と呼ばれる市場に出ない活魚を使い、素材を活かしカルパッチョ風に。希少な国産ひじきのサラダと、ホタテ、青のりが香る上品なクリームで仕上げました。
2品目は、メインの「サステナブルな真鯛の海藻焼きと海老のムニエル 海藻ブールブランソース」。「ASC認証(水産養殖管理協議会)」を取得した養殖業者から直送された真鯛と海老を、海藻や黒米をまとわせて火入れし、青のりをたっぷり効かせたブールブランやベアルネーズで仕上げました。