石井シェフのお料理がテーブルに運ばれると、みなさん目を輝かせて、熱心に写真を撮っていました。
「マイナーな魚や海藻であっても、おいしくするのが料理人の仕事。水産資源が減っているといっても、お金を出せばまだ手に入るのが現状なので、海の資源を守るためにも”未来を考えて食材を選ぶ”ということを大切にしてほしいですね」と石井シェフは呼びかけ、デモンストレーションを締めくくりました。
試食中には、石井シェフとシーベジタブル友廣さんのトークセッションが行われ、生産が激減している昆布とダシの未来、「ASC認証(水産養殖管理協議会)」や「MSC認証(海洋管理協議会)」、シーベジタブルのテストキッチンの取り組みやレストランの出店計画についてなど、興味深いお話が繰り広げられました。
最後に、参加者のみなさまへのおみやげとして、シーベジタブルの「すじあおのり」(写真)が配られました。また、会場内では、お料理に使用した「若ひじき」や「とさかのり」などの特別販売も行われ、「レシピ開発に生かしたい」とおっしゃって購入される方も多く、海藻を使った魅力的なメニューが生まれることへの期待が高まります。
今回ご紹介したお料理のレシピは、キッチンステージのインスタグラムでご確認いただけます。ぜひご参考になさってください。
●帆立貝と若ひじき、未利用魚のカルパッチョ
https://www.instagram.com/p/C_wc5-9T40T/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==
●サステナブルな真鯛の海藻焼きと海老のムニエル 海藻ブールブランソース
※レシピでは海老のムニエルではなく、牡蠣のムニエルで紹介
https://www.instagram.com/p/C_y_gu0zl5J/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==