話題沸騰、オレンジワインを味わうセミナー【Kai House Clubイベントルポ~『エル・グルメ フードクリエイター部』編】

Kai House Clubイベントレポート オレンジワイン Longrain

「Kai House Club」の会員になると、さまざまな楽しい特典があります。さらに、クラブ内組織としてメディアとの共同プロジェクトなども発足。フードマガジン『ELLEグルメ』(ハースト婦人画報社)とのコラボレートによって運営されている「エル・グルメ フードクリエイター部(FCC)」は、現在約100名の料理教室主宰者たちが活躍する“部活動”で、「Kai House Club」に所属し、なおかつ『ELLEグルメ』でのメディア活動も行う精力的な料理家たちが、セミナーやイベントなど、さまざまな企画に参画し、見聞を広めています。今回は、恵比寿のモダン・タイ・レストラン「Longrain」で開催されたオレンジワインセミナーをレポートします。

2018年06月6日

世界のフーディーが夢中の、「オレンジワイン」を学ぶセミナーを開催!

 

Kai House Clubイベントレポート オレンジワイン Longrain

ワインが大好きな料理家たちが一堂に会した「おいしいセミナー」

料理教室を営む人の中には「ワインが大好き!」という人が少なくありません。それどころか、料理を学ぶのと同じくらい、もしくはそれ以上の情熱を注ぎ、ワインについても勉強を重ねている人も多数います。「Kai House Club」では、そんな料理教室主宰者たちにも満足してもらえるような、楽しくておいしい、さらに、世界のワイントレンドまでが学べるようなセミナーを折に触れ開催しています。

今回、恵比寿ガーデンプレイスに2017年夏にオープンしたモダン・タイ・レストラン「Longrain(ロングレイン)」を舞台に、ここ数年、世界中でじわじわと人気が高まっている「オレンジワイン」について学ぶセミナーが開かれました。「Longrain」は、オーストラリア生まれのモダン・タイ・レストラン。いわゆるトムヤムクンやヤムウンセンに代表されるような典型的タイ料理とは一線を画し、オーストラリアのガストロノミーのセンスを含んだ、野菜やハーブを多用した新しいスタイルのタイ料理が評判です。そして、そんなモダン・タイ料理に合わせるドリンクとして店がリコメンドしているのが、ワインや酒などの醸造酒。特に、白ぶどうを原料に、赤ワインの製法を用いて造られることでほんのりとオレンジ色に完成する「オレンジワイン」が、この店で食べるあらゆる料理に合うワインとして人気です。

この日は、「Kai House Club」会員であり、さらに食がテーマのライフスタイルマガジン『ELLEグルメ』(ハースト婦人画報社)の公認料理家「エル・グルメ フードクリエイター部(以下FCC)」の部員としても活躍する10名が集まりました。

 

Kai House Clubイベントレポート オレンジワイン Longrain

天候にも恵まれたこの日、ランチタイムに「Longrain」が入る「恵比寿ガーデンプレイスタワー」には陽がさんさんとさし、料理やワインの色を愛でるにはまさに絶好の日和。

ふだんからエスニック料理が大好きと話す人も多く集まったテーブルには、「タイ料理通」も見たことがないような、美しい野菜やハーブがたっぷりの料理が次々と運ばれてきました。この「タイ料理っぽくないガストロノミックな料理の数々」が、この店の真骨頂。タイ料理らしく、野菜のほかにスパイスなども多用するのですが、同時に、店が多くセラーに準備しているビオワインにも合うような、素材感を活かした料理が、本国オーストラリア(シドニーとメルボルン)でも多くのフーディー達から支持され、日本上陸を果たすきっかけにもなりました。

 

Kai House Clubイベントレポート オレンジワイン Longrain

この日、料理に合わせて出されたオレンジワインは、全部で3種。どれも異なる個性や味わいをもつワインですが、すべてがビオディナミの製法で造られたナチュラルワインです。しかも、ファインダイニングのソムリエの間でも一目置かれるユニークで希少なワインばかり。

オーストラリア最優秀ソムリエが手がける「Jauma MURISHINAIDE(ヤウマ 無理しないで)」の2016年が手元のグラスに注がれるのを眺めるFCCの料理家たちは「日本語の名前が付けられたワインだなんて!」と驚きの表情を隠せない様子。しかし、もっと驚いたのはこの後で、シュナンブランやゲヴェルツトラミネールといったなじみの白ぶどうが使われていながらも、優しく個性的なワインの味わいに目を丸くするばかりです。ハーバルな野菜の前菜に合わせるとさらにその味わいは引き立ち、これにはワインエキスパートの資格を持った料理の先生であるメンバーたちも脱帽。一気にオレンジワインへの興味がふくらみます。

Kai House Clubイベントレポート オレンジワイン Longrain

さらに別のオレンジワインが登場します。この後登場したのは、1杯めのヤウマと同じく、オーストラリアのワイナリーで造られている「Smallfry Wines Tangerine Dream(スモールフライ タンジェリンドリーム)」。
2005年に設立された若いワイナリーで、ペドロヒメネスというぶどうが多く使われるそのワインは、白ワインの一種とは思えないほどの旨みが特徴で、「Longrain」のシェフソムリエである中根啓臣さんの説明によると「抜栓してからもしばらくは味が伸び続ける素晴らしいワインです」とのこと。
「それなら、レッスンで使うにももってこいの1本かも!」と、料理家たちの話は途端に自らが営む教室の話にもおよび、セミナーはますます盛り上がっていきました。

Kai House Clubイベントレポート オレンジワイン Longrain

最後に登場したのは、中央ヨーロッパにあるジョージアのワイン「Orgo Rkatsiteli Qvevri Amber White(オルゴルカツィテリ・クヴェヴリ・アンバー・ホワイト)」。かつて「グルジア」と呼ばれていた国は、実は古くからオレンジワインを生産していたことで最近にわかに注目を集めており、そんなワイン話もまた、今日の糧として参加者たちは熱心にメモを取るのでした。

料理の締めは、これまで見たこともないようなモダンなカレー3種。これにも、コクと余韻のあるオレンジワインがぴったりと寄り添います。

この日は、同じく『ELLEグルメ』が主宰するフードインスタグラマー組織「エル・グルメ フーディーズクラブ」からも2名が参加。料理写真を撮影する時や、インスタグラムに投稿する時のコツなどについても、参加者たちは互いに情報交換を行っていました。

「恵比寿ガーデンプレイスタワー」の39階から眺める気持ちのいいTOKYO風景を眺めながら、大盛況のうちに閉会となりました。

写真/井上美野

「Longrain(ロングレイン)」

東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー 39F
tel. 03-5424-1300
詳細はこちらをご覧ください。

Information
「Kai House Club(カイハウスクラブ)」
正式名称は「Kai House Culinary Artist Club(カイハウス・カリナリーアーティスト・クラブ)」。貝印が運営する“料理家のコンシェルジュ”をコンセプトとしたメンバーズクラブ。さまざまな特典があり、今回ご紹介の「ELLE gourmet × Kai House Club」主催のイベントやセミナーへの参加など、料理家に役立つ情報や経験が満載。入会資格は「現在、定期的に料理教室を主宰していること」であり、「エルグルメ フードクリエイター部」は、さらに組織内別活動として運営されている。

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