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岩手県八幡平市タイアップレッスン

2022年02月20日

2022年1月18日、東京・秋葉原にある貝印株式会社のキッチンスペース 「Kai House」で岩手県八幡平市の食材や工芸品を使用したレシピを紹介するレッスンが行われました。
レッスンはKai House Club所属の料理家向けに行われました。
講師は銀座のフレンチレストラン「Restaurant L’affinage」の高良康之シェフです。新型コロナウィルス感染拡大に配慮し、オンラインレッスンの形式で行われ、料理家が50名以上参加しました。
今回のレッスンは、貝印株式会社と岩手県八幡平市商工会が連携し、八幡平商品の首都圏における販路を開拓する取り組みの一環として、八幡平の食材と工芸品の魅力を料理家に伝えることを目的として行われました。

丁寧な調理工程と、事細かなレクチャー

全ての作業において手間を惜しまない高良シェフ。全てはおいしく仕上げるため。工程ひとつひとつの目的やコツが、分かりやすく丁寧に視聴者に向けて、説明されました。
事後のアンケートによると、料理教室を主宰しているプロの料理家が見ても「勉強になることばかりだった。」という感想も多く寄せられたようです。

フリップを使用しての八幡平産食材の商品説明

使用した八幡平の食材や工芸品は、フリップを使用して特長や生産者が紹介されました。
高良シェフからも、八幡平の生産者との交流のエピソードや、八幡平の土地や食材の魅力などが熱く語られました。

盛り付けのテクニックもレクチャー

高良シェフの料理は、見た目も大変に美しく、企業秘密とも言えるような盛り付けのテクニックについても、惜しげも無く紹介頂きました。一見、無秩序に見えるドレッシングのドット配置ですが、対角線を意識し均斉の取れたデザインは、ぜひ真似したいテクニックです。

塊肉の火の入れ方について

難しい塊肉の火入れ方法についても、柔らかくふっくら、そしてジューシーに仕上げるテクニックを惜しげもなく解説いただきました。素晴らしい仕上がりには早道も裏技も無く、焦らず丁寧な仕事こそが仕上がりの秘訣のようです。

多彩なカメラワークで視聴者を引き込む

従来の来場形式では、盛り付けの手元や、火入れの焼き加減等をクローズアップして見ることは難しいです。コロナ禍において、リアルでの来場型のレッスンの実施が出来ずに残念でしたが、オンラインレッスンの利点を活かし、八幡平の魅力を視聴者様にお伝えしました。

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