特集記事

「富山を味わう・富山に触れる」勉強会

イベント
2021年12月15日

2021年11月9日、10日の2日間、東京・日本橋にある富山県のアンテナショップ「日本橋とやま館」で、富山の食に関する勉強会が行われました。本勉強会を皮切りに、参加者による富山食材の魅力をお伝えするメニュー考案が行われ、日本橋とやま館等で発信される予定です。

富山の食文化と魅力について生産者から学ぶ

イベントは、料理教室主宰者を対象に、会場とオンラインでの開催となりました。まずは、富山県出身のフードコーディネーター・松井香保里氏から、富山県の基本情報について紹介。
東京から新幹線で2時間8分(最速)で、本州の中央北部に位置する富山県は、標高3,000m級の山々が連なる立山連峰から水深約−1,000mの富山湾まで、高低差4,000mのダイナミックな地形。このような雄大な自然に恵まれた環境が、富山独自の食文化を形成したと言います。

日本有数の美しい山や海はもちろん、良質な水に恵まれた川など、豊かな自然が育んだ四季折々の食材が自慢です。シロエビやホタルイカ、山菜など、まさに“きときと”(富山弁で新鮮の意味)な食材の宝庫です。

そんな富山の魅力的な食材を使った試食メニューもご用意。シロエビの刺身や唐揚げ、昆布じめ、かまぼこ、糠(こんか)ぶり、富山のお米・富富富(ふふふ)を使ったおむすび、煮干し出汁や昆布出汁などが提供されました。参加者のみなさんは、説明に熱心に耳を傾けながら、美味しい食材に舌鼓を打ちます。

1 2 3 4

撮影/田尻陽子 取材・文/岡井美絹子