 
                                  SNSでの発信が当たり前になり、料理家として活躍する場が多くの人に開かれている昨今。「だからこそ、見落とされがちな、ごく基本的なことが大事になるのかもしれませんね。ときには先達のやり方にも学びながら、自分が確実だと思えるやり方を積み重ねていく。地味だけれど、そうやって突き詰めることで見えてくるものがあるのではないでしょうか。私自身もそれを肝に銘じながら、これからもこの世界に携わっていきたいです」

道具の選び方も、プロに教わることがしばしば。どれも、使いやすくて丈夫。左の厚手の鍋は、料理家の坂田阿希子さんに教わって使い始めたアルミ製のもの。「厚手で熱伝導が良くて、大きさもひとり分の料理に便利なんです」。右の、鍋とセットになった小さな蒸籠は、料理家のワタナベマキさんが上手に使いこなしている様子をみて、自身も購入。





 
      