特集記事

サロン ド シャンティ 香茶苑

注目の料理教室
2020年09月3日

料理教室を主宰する先生からなる会員組織「Kai House Club」。スタッフが人気の料理教室にお邪魔し、レッスンを受けてきました。先生のユニークなキャラクターと充実したレッスン内容は、料理教室を営む人にも、料理教室を探している人にも、インスピレーションを与えてくれます。

>>これまでに紹介した人気教室はこちら!

エレガントな雰囲気の中、中国茶の奥深い世界に触れる


高級住宅地として有名な世田谷区深沢エリアにある、磯部優子さんが主宰する一軒家の中国茶サロン「サロン シャンティ 香茶苑」。中国風のインテリアでセンスよくまとめられた室内は、優美な胡弓の調べがBGMに流れ、非日常の気分に浸れます。
レッスンは、磯部さんのデモンストレーションと生徒さんによる実習方式で、合計4種類の中国茶を学びます。その後は、磯部さんが用意してくださった点心などをいただきながら、リラックスして楽しみます。
まずは、磯部さんが淹れてくれた本日の1杯目の「碧螺春(へきらしゅん)」をいただきながら、座学のスタートです。それぞれのお茶の特徴や産地、歴史、淹れ方のポイントなどを解説してくれます。

碧螺春は、シャンパングラスに注ぎ、色の美しさなども鑑賞します。中国茶の本場、浙江省あたりでは、グラスでいただくことが多いそうです。
ではいよいよ実践です。生徒さんひとりにつき、1種類のお茶を担当します。
迷うことなく手慣れた様子で淹れてくれた生徒さんに、「何もいうことがないですね」と、磯部さんからも太鼓判!

2種類目の「西湖龍井(せいころんじん)」は、磯部さんが中国・浙江省で購入したという、季節のハスの花とひまわり、永遠と続く縁や繋がりを表す唐草文用をあしらった蓋碗(がいわん)を使います。茶器で季節感を演出するのも、中国茶の楽しみ方のひとつです。

これは、聞香もんこうといって、お茶を飲む前に香りを楽しんでいるところです。「香ばしい中にも余韻がある香りが印象的ですね」など、生徒さんそれぞれが魅力を口にしているのが印象的でした。

1 2

撮影/田尻陽子 取材・文/岡井美絹子

生徒の声

「もともと中国茶に興味があって通い始めました。ここでいただくお茶は本当においしいし、点心も楽しみです。心にゆとりがあるときは、自宅でも中国茶を淹れるようになりました。お茶を淹れる時間も、いただくときも、とにかく癒されますね」

 

「素敵な先生と優雅な空間で中国茶のレッスンが受けられるよ、と友人に声をかけてもらったのがきっかけです。学べば学ぶほど中国茶は奥が深いし、どんどん魅力にハマっています。1ヶ月に1回のこのレッスンが、私にとってのご褒美ですね」

 

「ステイホーム中も主人と一緒に自宅で中国茶を楽しんだりと、中国茶が生活を豊かにしてくれました。教えていただく点心も、簡単なのに美味しくて、重宝しています」

教室主宰者紹介

磯部優子さん

2004年から紅茶教室サロンドシャンティをスタート。同年より香港中国茶専門店「茶藝楽園」にて中国茶講師を務める。帰国後、名古屋、東京に拠点を移す。

 

SCHOOL INFORMATION

名称:サロン シャンティ 香茶苑

エリア:世田谷区

北京と香港に暮らしていたからこそわかる、本物の良質な中国茶の魅力を、毎日の暮らしに取り入れやすいスタイルで教えてくれます。初心者から、資格取得を目指すプロ向けまでレッスンを用意。まずは体験レッスン「中国茶5種飲み比べ」(7,700円)で、中国茶の世界に触れてみましょう。申し込みはHPから。

https://www.sdshanti.jp