特集記事

サロン ド シャンティ 香茶苑

注目の料理教室
2020年09月3日

料理教室を主宰する先生からなる会員組織「Kai House Club」。スタッフが人気の料理教室にお邪魔し、レッスンを受けてきました。先生のユニークなキャラクターと充実したレッスン内容は、料理教室を営む人にも、料理教室を探している人にも、インスピレーションを与えてくれます。

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その後は、実際にお茶をいただきながら、1煎目、2煎目と、異なる味と香りを堪能します。「すごくリラックス感がある味わいです」、「あとから豊かな香りがきますね」など、生徒さんは思い思いの感想を述べていきます。

最後は、生徒さんからも人気の高い、磯部さん手作りの点心セットの登場! お茶と一緒に舌鼓を打ちながら、おしゃべりに花を咲かせます。レシピは口頭で伝えてくれるので、みなさん熱心にメモをとっておられました。

写真手前右から時計回りに、「トマト焼売」、「ゴマの木の実のお団子」、「ドライメロン、パイン、ゴーヤのお茶うけ」。香港在住経験のある磯部さんが作る点心は、毎回大好評!「長年通ってくださっている人も多いので、毎回目新しいオリジナルレシピを考案しています」と磯部さん。センスのいい食器類も現地で購入したものが多いそう。

先生はどんな人?


ご主人の転勤で、1994年から3年間北京へ、その後香港で8年半暮らした磯部さん。慣れない海外生活の中で出会ったのが、中国茶だったそうです。
「女性は家族優先で、自分のことはつい後回しになりがちですよね。私も引越しのたびに心細いことが多かったんです。子育てに追われ、親しい友人もいない・・・。そんなとき、心を癒してくれるのが中国茶でした。ご縁をいただき、中国茶の恩師となる方からいろいろと学ばせていただく中で、どんどん世界が広がっていったんです。丁寧にお茶を淹れることでひとりの時間も豊かになり、中国茶で気軽にもてなすことができるようになりました。思えばひとりの時間も友人との時間も、中国茶に助けてもらっていました。そんな素晴らしい中国茶の世界を、多くの人に伝えたいと願っています。そのために今でも、現地へ行って茶畑を見学させてもらったり、生産者の方にお話を伺っています。中国茶は本当に奥が深いので、一生勉強の世界だと思っています。最新の情報を生徒さんにお伝えして、少しでも喜んでいただければ嬉しいです」

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撮影/田尻陽子 取材・文/岡井美絹子

生徒の声

「もともと中国茶に興味があって通い始めました。ここでいただくお茶は本当においしいし、点心も楽しみです。心にゆとりがあるときは、自宅でも中国茶を淹れるようになりました。お茶を淹れる時間も、いただくときも、とにかく癒されますね」

 

「素敵な先生と優雅な空間で中国茶のレッスンが受けられるよ、と友人に声をかけてもらったのがきっかけです。学べば学ぶほど中国茶は奥が深いし、どんどん魅力にハマっています。1ヶ月に1回のこのレッスンが、私にとってのご褒美ですね」

 

「ステイホーム中も主人と一緒に自宅で中国茶を楽しんだりと、中国茶が生活を豊かにしてくれました。教えていただく点心も、簡単なのに美味しくて、重宝しています」

教室主宰者紹介

磯部優子さん

2004年から紅茶教室サロンドシャンティをスタート。同年より香港中国茶専門店「茶藝楽園」にて中国茶講師を務める。帰国後、名古屋、東京に拠点を移す。

 

SCHOOL INFORMATION

名称:サロン シャンティ 香茶苑

エリア:世田谷区

北京と香港に暮らしていたからこそわかる、本物の良質な中国茶の魅力を、毎日の暮らしに取り入れやすいスタイルで教えてくれます。初心者から、資格取得を目指すプロ向けまでレッスンを用意。まずは体験レッスン「中国茶5種飲み比べ」(7,700円)で、中国茶の世界に触れてみましょう。申し込みはHPから。

https://www.sdshanti.jp