この日の前菜は、ワインとの相性が良く、モバイルにも向いているのでおもたせにもぴったりなおつまみがずらり! (写真・左下皿/左から時計回りに)しっかり焼いたパンに具材をのせた「あさりとムール貝のクロストーネ」。南イタリアの伝統的な固焼きパン「タラッリ」(写真・右下共に)。ケッパー、松の実、レーズンで甘みを加えた「シチリア風 菜の花の蒸し煮」。(写真・上)ショートパスタとゆで卵を加えたイタリア版オムレツの「ゆで卵入り フリッタータ」。
素材の組み合わせで生まれる美しい色彩
北イタリア・ピエモンテの郷土料理、玉ねぎのサルシッチャの詰めものをアレンジした「新玉ねぎの詰めもの」。新玉ねぎの瑞々しさとの相性を考え抜いた詰めもののおかげで、ずっしりと重みのあるオリジナルバージョンと比べて、うま味はしっかりあるのに軽やかな食べ応えです。
ベースのピンクに、ピスタチオのアクセントが効いたおしゃれな「いちごのリゾット」。イタリアでは、パスタやリゾットにフルーツを使うのは一般的だそう。味を左右するブロード(だし)は玉ねぎとにんじんで。いちごの爽やかな酸味を活かすために、通常のリゾットで使われるチーズ、バター、生クリームの代わりに、プレーンヨーグルトで仕上げます。
先生はどんな人?
料理留学でのイタリア滞在以来、定期的にイタリアを訪れては知識や経験を増やしていき、現地で覚えた味をリアルに伝え続ける山内さん。イタリア料理家として自らの名前で活動する傍ら、プロの料理人たちのサポートを行うこともあり、企業やメディアはもちろん、同業者たちからの信頼も厚い先生です。
生徒の声
- 「山内先生はイタリアが大好きで、イタリア料理を愛していて、さまざまな地方のお料理についても造詣が深い。毎回それを惜しみなく教えていただけるのが何よりうれしいですし、引き出しが多いので何度通っても新しいことが学べるので飽きません。期待以上の内容で大満足です」(山本由美子さん)
- 「先生の料理は、旬の食材を使った素材の味を生かすものが多く、家族や友人などに食べさせたくなります。手に入りやすい食材や調味料を使っていて、再現しやすいのもポイント。レシピは家庭料理や地方料理が中心なのですが、自分が想像していたイタリア料理とは違うのが新鮮で、おもてなしのシーンなどでお出しするととても喜ばれます」(アンダーウッド小百合さん)
- 「1つのお料理から、イタリアの文化や歴史まで説明してくださるのが魅力です。私自身もパン作りを教えているのですが、山内先生はレッスンの段取りや教え方、話す内容も素晴らしく、参考にさせていただいています」(永野有希子さん)
- 「イタリアのマンマがちゃっちゃっと作るような家庭料理がたまらなくおいしいです。また、習った手打ちパスタを人が集まるような場所で一緒に作ると、すごく楽しくて、みんな喜んでくれます。習ったことが話題提供やコミュニケーションツールにもなるんですね」(島倉由佳さん)