季節の移ろいを感じられる和の献立を、実践形式でしっかりマスター!
池尻大橋駅から徒歩約6分、閑静な住宅街で15年前にスタートした「荒木典子料理教室」。主宰の荒木典子さんが自ら作り出した柳の餅花など、季節のしつらえが飾られた自然光が差し込む明るい空間で、旬の恵みを大切にしたシンプルな和食を教えてくれます。
まず出迎えてくれるのが、新鮮な素材たち。“新春のお献立”と称した睦月の献立のための食材です。鯛をメインに、ゆり根やせり、聖護院かぶらなど、まさに今が旬の食材がテーブルに並びます。
レッスンは実践形式で、最初の30分間はレシピの説明からスタート。使う食材の効能や扱い方、代替食材も教えてくれるなど、知識やアレンジ方法も学べるのが特徴です。今日の鯛は豊洲から届いた天然物でかなり上質なもの。アラや骨も丸ごと使える無駄なしレシピを教わります。
解説が終わったら、各自が手分けして野菜を切るところからスタート。包丁が苦手な生徒さんには、持ち方から動かし方までマンツーマンで荒木さんが教えてくれます。わからないことは積極的に質問できる雰囲気なので、初心者の方も気後れすることなく参加できます。
鯛の皮が破れにくくなる方法や見落としがちなウロコの場所、雑味を出さない煮方など、ワンランク上の味わいに仕上げるテクニックを教えてくれます。普段なかなか触る機会がない魚の扱い方も実践形式で学べるので、しっかり記憶に残ります。
こちらは手軽にできる「椿餅」に入れるあんの材料です。中にはなんと金柑が!センスのいい組み合わせを学べるのもこの教室の醍醐味です。ここでは混ぜたり表面をならしたり、小回りが利くミニサイズのヘラが大活躍!