特集記事

イタリアン料理教室 スタジオルーチェ

注目の料理教室
2020年07月23日

料理教室を主宰する先生からなる会員組織「Kai House Club」。スタッフが人気の料理教室にお邪魔し、レッスンを受けてきました。先生のユニークなキャラクターと充実したレッスン内容は、料理教室を営む人にも、料理教室を探している人にも、インスピレーションを与えてくれます。

>>これまでに紹介した人気教室はこちら!

こちらはメインの「スペアリブのバルサミコ煮」です。圧力鍋を使ったレシピでしたが、お持ちでない方のために、鍋を使って作る方法もレクチャーしてくれました。ソースを煮詰めていく工程に入る前にも、必ず味見をしてチェックします。「レシピはあくまでも目安です。どのくらいの塩分なのか、何分くらい煮詰めるとよさそうかなど、味見することで舌が覚えて、料理が上達するんです」と原田さん。

これからの季節にうれしい冷製パスタも、茹で時間や冷やし方などワンランク上の味にするためのポイントが満載。
「パスタの味がぼけないようにするためには、ぎゅーっとパスタを押すようにして水気を出し切ること。反対に材料と混ぜるときはやさしくしてくださいね」と、レシピ本にはあまり書かれていないポイントまで丁寧に教えてくれます。

写真右上から時計回りに、「ガーリックシュリンプの冷製パスタ ラビゴットソース」、「パン」、「アスパラガスと枝豆のカルボナーラ仕立て」、「抹茶と小倉のパウンドケーキ」、「スペアリブのバルサミコ煮」。

「美味しいと無言になっちゃいますね」と、黙々と食べている生徒さんの表情からは、満足感が伝わってきました。毎回ボリューミーな内容なので、食べきれない人は持ち帰り用パックの準備もOKだそうです。

先生はどんな人?

元々OLだった原田さんが、料理家として起業したのは10年前のことです。
「定年がなくて女性が活躍できる仕事をしたいなと思っていたんです。食べることも好きだったし、外食もよくしていたので、何か食に関する仕事をやろうと思うようになり、仕事の傍らレストランに勤めた時期もあったんです」

その後、結婚を期に本格的にイタリア料理を学び、念願の教室をオープンしました。
「簡単だけどおもてなしにもなるレシピがモットーです。高級食材は使わず、初心者にも作りやすいものをご紹介しています。口コミで生徒さんが増え、リピーターの方も多いので嬉しい限りです。生徒さんからの質問には、どんなことにも答えられるように勉強は続けていますし、親しみやすさを感じていただけるよう、生徒さんのことは必ずお名前で呼ぶようにしているのも、密かなこだわりです」

1 2

撮影/田尻陽子 取材・文/岡井美絹子

生徒の声

・イタリアンといっても面倒な材料は一切なし!帰りにスーパーで調達できるものばかりなので、レッスン後はすぐに復習しています。うちは男家族が多いのですが、肉などメイン料理は食べ応えのあるものを教えてくれるので、家族からも好評で嬉しいです。

 

・豪華に見えるけどとっても簡単なところが気に入っています。何度も作って我が家の定番になった味もたくさんあります。フレンドリーで気さくな先生にお会いできるのも、通い続けている理由ですね。

 

・もう7〜8年通っています。おなじみの食材を使って、自分では思いもつかないレシピを教えてくれるのがいいですね。しかも、原田先生のレシピは全部美味しいんです!説明もわかりやすいし、どんなことにも丁寧に答えていただけるので、信頼のおける先生です。

教室主宰者紹介
原田佐知子さん

オリーブオイルソムリエ。ジュニア野菜ソムリエ。食育アドバイザー。OLを経て、2010年からイタリアン料理教室「スタジオルーチェ」を開校。イタリアンをベースにした自宅でも作りやすいおもてなし料理をレクチャーしてくれます。

SCHOOL INFORMATION

名称:スタジオルーチェ
エリア:神奈川県港北区

イタリアンをベースに、旬の食材を使った簡単なおもてなし料理をご紹介。実習形式で身に付くレッスンが人気です。レッスンコースは3種類用意。ポピュラーなイタリアンを学べる「ルーチェコース」(入会金5,000円、レギュラー会員5,000円、ビジター会員6,000円)オリジナルレシピ中心の「カプリチョーザコース」(入会金5,000円、レギュラー会員5,000円、ビジター会員6,000円)、入会金なしの単発講座「シンプルコース」(5,000円)。ご自身のライフスタイルによって選べるレッスンが好評です。予約はHPから。

http://s-luce.net