20代から80代までが楽しく学ぶアットホームなパン教室
今回ご紹介するのは、東京都日野市にあるパン教室「ブランシュ」。最寄駅から徒歩12分、バスなら5分ほどの閑静な住宅街にあるマンションの1室でレッスンが受けられます。
教室を主宰するのは白武一美さん。こちらでは、大手スクール認定のコースレッスンとオリジナルの単発クラスを中心に、パンランチ付きの洋菓子レッスンも不定期で開講しています。
定員は5名までの少人数制で、マンツーマンに近い細やかな指導が人気です。
この日は上級コースのレッスンで、いつものメンバーに振替参加の方も交じえて、和やかな雰囲気でレッスンが始まりました。
まずは座学で、資料を見ながらレシピのポイントや作業の流れを説明していきます。
今日作るパンとお菓子の説明を一通りしたら、作業台へ移動して実習をスタート。
あらかじめ一次発酵まで終えた生地を用意してくださるので、時間を有効に使えて、技術的な部分をじっくり学べるのが魅力です。
1品目は「プルマンブレッド(角食)」を作ります。
まず先生がお手本を見せてくれるので、生徒さんたちからもわかりやすいと評判。
さすが上級コースだけあって、みなさん手際よく生地を成形して、難なく二次発酵のステップに進みました。
プルマンブレッドを発酵させている間に、2品目の「ミルティーユ」を作ります。
ミルティーユはフランス語でブルーベリーのこと。生地を型に入れ、真ん中にカスタードクリームを絞って焼き上げてから、ブルーベリーのシロップ漬けを盛り付けます。(缶詰のシロップ漬けを使用しています)
「日野はブルーベリーの栽培が盛んですから、季節によっては生のブルーベリーを使っても良いかもしれませんね」と白武さん。
近隣にお住いの生徒さんも多く、地域の情報を織り交ぜながらの授業がとても役に立つと好評です。
「ミルティーユ」の仕込みが終わると、ちょうどプルマンブレッドが焼き上がりました。
型からストンと出た瞬間、生徒さんたちから歓声が上がります。