
また、こういった対策は、相手のためにだけ提案するものではありません。あくまでも、今後の自分の仕事の可能性を不本意なことで狭めてしまわないようにという意味もあります。フリー、会社勤めに限らず、ビジネスシーンにおいては、いい仕事をすることで得られる信頼よりも、ちょっとしたことで失ってしまう不信感の方がずっと大きいものであると、仕事を受ける際には肝に命じておきましょう。
まとめ
仕事を受けるワクワク感とは真逆に、「断り方」というナーバスなビジネスマナーについてお伝えしました。友人同士とのやりとりとは異なり、ビジネスシーンでの人間関係、信頼関係は、築くには苦労するものの、崩れ去るときは一瞬です。丁寧に断ったつもりなのに、自分自身の意思に反して、会ったこともない人が抱いたほんの小さな「印象」が、預かり知らないところで自分の可能性をつぶしてしまうようなことになっていたとしたら? 恐ろしい話です。
必要以上に怯えたり神経質になったりせずに楽しく仕事をするためにも、損をしないビジネスマナー、「仕事上での上手な断り方」を、ぜひ身につけてください。