正しい「お詫びの電話のかけ方」できていますか?
「正しいビジネスメールの書き方」についての項目では、「今やメールでほとんどの要件が済んでしまう時代。電話をかけるのは緊急時やよほど重要な案件がある時のみ」というようなことを紹介しました。しかし、今回はあえて電話をする場合のマナーの話です。
これは料理研究家だけに限ったことではなく、社会人として電話の1本もかけられないようではやはり失格です。この場合の電話とは、ビジネスシーンでの案件のこと。その例はさまざまです。軽い用件なら、レストランの予約や問い合わせ、店で取り扱う製品に対する問い合わせなど。もう少し重い用件だと、例えば、自分の都合で先方に予定変更してもらいたい場合や、見知らぬ相手に対して売り込みの電話、会って話したい時ならアポイントメントを取りたいという依頼の電話もあります。
さらにハードなシチュエーションだとお詫びの電話も。「お詫びだったら大の得意」などという人はあまりいないかもしれませんが、ビジネスに関わるお詫びの電話であれば、相手に誠意をもって謝る気持ちを伝え、さらに今後も関係を損ねることなく付き合ってもらわなければなりません。そういったときの電話で、ただ緊張しているだけでは考えもの。ピンチを挽回できるくらいのテクニックや度胸も、お詫びの気持ちと同様に必要不可欠です。