特集記事

異空間、非日常の料理教室ARNO

注目の料理教室
2019年04月1日

料理教室を主宰する先生たちがメンバーの「Kai House Club」には、個性豊かな料理家たちが多数所属。特色を活かしたレッスンで多くの生徒を集める現場にお邪魔し、その人気の秘密を探ります。料理教室を探している人はもちろん、料理教室を主宰する先生たちにとってもヒントになる要素が満載です。
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先生はどんな人?


主宰の河井さんは、ご主人の留学に同行する形でN.Y.に約2年半暮らし、その間に現地の料理学校でイタリア料理を学び、卒業と同時に講師のアシスタントを務めるなどして料理の腕を磨いたそう。そうした海外在住経験は時と共に記憶が薄れてしまうからと、毎年出かける海外旅行先ではスケジュールが許す限り現地の料理教室など、食のトレンドを学べる場に参加したり評判のいいレストランに足を運ぶなど、常に情報のアップデートを欠かさないようにしていると言います。意識高く収集された情報はすべて教室の空間作りやテーブルコーディネート、そして料理やレシピに生かされているようです。

生徒の声

  • 「こちらに来るのは私にとって癒しです。空間そのものが非日常的ですし。河井先生とお会いできて、友達とおしゃべりしながら参加するのがとにかく楽しいです。月1日は参加したいと願っているのですが、予約を取るのが難しいのが難点です(笑)」
  • 「先生は実は学生時代の同じサークルの後輩で、なんとマタニティスイミング教室で再会したのです。その後、ご自宅で料理教室を開くということを聞いて参加しましたので、もう9年も通っています。お料理はもちろんですが、ホスピタリティにあふれたすばらしい方で尊敬しています」
  • 「会社の先輩から誘われてこちらの教室に参加しました。先生からは本当にいろいろなことを教えていただいて、先生が使われている調理器具にも興味津々。チーズグレーター(チーズおろし器)はすぐ購入しました。こちらの教室は幸せオーラを放っている方ばかりが通っていらっしゃるので、この教室に来ることで私も幸せのおすそ分けをいただいているような気がします」
  • 「レシピや調理だけでなく、食材についての知識や新しい調味料の使い方や調理器具に至るまで本当に丁寧に教えてくださいます。新しいレストラン情報もよく話題になるので刺激になりますね。今日のデザートのミルクプリンは甘酒を入れているのに驚きました。牛乳っぽくなくていいですし、ソースの苺もフレッシュでとても気に入りました」
  • 「こちらに通って2年になります。最初は料理フォトレッスンの会場として来たのですが、おうちが美しくて感激。河井先生とお話ししてお人柄にすっかり魅了されてしまい、料理教室に参加することにしました。今日のテーブルも素敵ですけど、テーブルウェアについてもたくさん教えてくださるので、来るだけで楽しいです」
  • 「今日でまだ3回目です。最初と2回目はお友達と一緒に来たのですが、とても楽しいので、一人で参加しても大丈夫そうと来てみました。料理が好きで、いろいろな教室に行きましたが、こちらはヒントがたくさん詰まっています。今日も春キャベツのことやあさりと合わせるなど、新しい使い方を教えていただき勉強になりました」
  • ビーツやキヌアなど、知っているけどどうやって使ったらいいのかわからない食材が実は意外に簡単だったとか、そういう発見が毎回あるのがいいですね。それに料理がおしゃれ。料理の腕がワンラックアップしたような気になれます(笑)」
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撮影/井上美野 取材・文/綛谷久美

教室主宰者紹介
河井あゆみさん
料理家、JSAソムリエ。2年半のN.Y.滞在時にイタリア料理を学ぶ。2010年から元麻布の自宅教室でイタリア料理をベースに独自のエッセンスを取り入れて進化させたおもてなし・家庭料理の教室「料理教室ARNOアルノ」を主宰、たちまち予約の取れない料理教室になる。ASCIG認定イタリア料理研究家1級、食品衛生責任者。

SCHOOL INFORMATION
名称:料理教室ARNOアルノ
エリア:東京都港区(元麻布・表参道)
特徴:開講して9年目になる元麻布教室と、今年2月にオープンしたばかりの表参道教室のふたつがある。元麻布教室は定員6名で開講直後から通う生徒も多く、平日または週末の日中開催。表参道教室は定員8名。そのほか企業とのコラボレーション・レッスンも開催中。いずれの教室もレッスンは毎回、前菜・メイン・デザートの3品をデモンストレーション形式で教える。受講希望はホームページからお問い合わせを。
URL:https://arno-food.wixsite.com/arnofood-ayumikawai