自宅で手際良く料理ができるスキルが身につく!
今回訪れたのは、東京都中野区のマンションの一室にある料理教室「メルティーショコラ」。中野坂上駅から徒歩5分、東中野駅から徒歩10分、バスの利用なら東中野2丁目停留所から徒歩1分と、アクセスが便利なところに位置しています。
主宰者は、大手料理教室から独立後、17年に渡って教室を運営している吉井美樹さん。遠くから何年も通い続けている生徒さんもいらっしゃるという人気教室は、料理、パン、ケーキと多彩な3つのクラスから自由にレッスンを受けられるのも魅力のひとつです。
お伺いしたこの日も、取材させていただく料理クラスの前にパンのクラスを終えたばかりという手際のよさ。生徒さんからも、「おかげさまで私も、料理の手際がよくなりました」と絶賛されています。
本日のレッスンメニューは、「巻き寿司」「白身魚の煮付け」「白和え」「青菜の胡麻和え」「ひじき煮」の5品。軽くレシピの説明をしたあと、早速キッチンへ移動し、実習スタートです。
吉井さんは生徒さんにテキパキと指示を出しながら、素材の応用や料理の展開の仕方、なぜこの工程が必要なのか、理由も丁寧に説明してくれます。理解が深まるので、料理が上達すること間違いなしです。
こちらは吉井さんのオリジナリティが光る「白和え」の下ごしらえ。いろんな野菜で作れる白和えはぜひ覚えておきたい、昔ながらのおかずですね。王道の作り方なら、豆腐をなめらかにするためにすり鉢を使うところを、お菓子用のこし器を採用しているのがポイントです。
「なかなかすり鉢を持っている人はいないですよね。100円ショップのこし器で十分なめらかになりますよ」と、現代のスタイルに合わせてアップデートしてくれています。
ポイントになるところは、写真を撮影しておけば復習にも役立ちます。「動画はNGですが、写真撮影はOKです。生徒さんはレシピも撮影して、お買い物のときに役立てているそうですよ」と吉井さん。
コツがいる巻き寿司の巻き方も、のりの裏表や具ののせ方など、マンツーマンで丁寧に指導してくれます。さらに、ちらし寿司へのアレンジ方法も教えてくれるので、1度で2度おいしいレシピです。
ひと通りメニューを作ったところで、テーブルに戻ってレシピを確認。生徒さんたちは調理のポイントとなるところを、思い思いにレシピにわかりやすくメモしています。
「作業しているときは調理に集中したほうがいいので、最後にまとめて復習してもらっています」と吉井さん。生徒さんからも「一度手を動かしながらやっているので、しっかり覚えているし、振り返りができるのもいいですね。先生のレシピはシンプルにまとまっていて、わかりやすいところも気に入っています」と好評です。
事前の下ごしらえはなしで、1.5時間で5品が完成! 写真左上から時計回りに、「巻き寿司」「白和え」「ひじき煮」「青菜の胡麻和え」「白身魚の煮付け」。驚きの手際の良さは、拍手喝采ものです。