持ち帰れるものは作ったお菓子だけではありません。日常的にお菓子を作る習慣がない人も参加する単発の特別レッスンでは、材料をいろいろ買い揃えることなくすぐに自宅で作れるオリジナルのミックス粉やキットを用意。これまで、小分けで入手しにくい材料が含まれるレシピ、熱々を食べてこそおいしいレシピ、簡単でパッと作れるレシピなどを中心に、スコーン、ビスケット、クッキー、チュロスなどのミックス粉やキットを制作しているそうです。また、手ぶらでも参加できるようにと、筆記用具からエプロン、そしてお菓子の持ち帰り用バッグや保冷剤までを完備。レッスンのクオリティの高さと、生徒のライフスタイルにまで想いを巡らせるおもてなしの心に、料理教室主宰者としての高いプロ意識を感じます。
先生はどんな人?
実家はフランス料理店だったという中村さん。紆余曲折を経てもなおあきらめられなかったアメリカンベイクの魅力を誰よりも知る人で、そのおいしさと楽しさを、持ち前の明るさとセンスで伝え続ける。現在はアメリカンベーキング教室を主宰しながら、定期的にアメリカ各地を訪れて独りでベーカリーを巡り、リアルなアメリカの味を追求し続けているという行動派。
生徒の声
- 「お菓子教室をリサーチしていてこちらに出合いました。教えてもらうお菓子はどれもおいしくて、2016年に初めて参加して以来ずっと通い続けています。特に『アップルカスタードパイ』は秀逸で、何度も作っています。リアルなアメリカのお話も興味深く、渡米したら買いたい食材やキッチンツールはすべてメモしています」(松尾麻起子さん)
- 「アメリカが大好きでときどき旅行していますが、ふだんは英語を習ったり、アメリカ映画を観たりして楽しんでいます。去年、アップルパイ尽くしの特別クラスに初めて参加して、ここでもアメリカを感じられると通うようになりました。現地の味そのままのお菓子はもちろん、先生が実際に見聞きしたアメリカのお話、そして素敵なテーブルコーディネートが毎回とっても楽しみです」(山﨑由紀恵さん)
- 「ようやく少しだけ子どもの手が離れ、こちらに通うようになりました。持ち帰り用のお菓子のラッピングや、筆記用具やエプロン、持ち帰り用のバッグまで毎回用意してくださるなど、小さなことまですべて素敵! 今のところ一番のお気に入りのレシピは『アップルコブラー』です」(高橋枝里さん)
- 「これまでフランス菓子、イギリス菓子、和菓子といろいろなお菓子を習ってきましたが、アメリカ菓子はシンプルで作りやすいところがいいですね。材料が少なくて、思い立ったらその日にでも作れる。また、中村先生のレシピは、アメリカのお母さんの味のような温かさがあるのも魅力です」(小林宏美さん)