
3品目の「ミルクショコラ」は、甘さを抑えたクリーミーなミルクチョコレートで、上質な甘味と苦味のバランスが絶妙。フォション認定のダージリン茶葉の味と香りをとじ込めた紅茶のリキュール「フォション ティーリキュール」との2つの甘味を楽しむ共演は、女性たちの支持率が高いそうです。
4品目は、アーモンドとヘーゼルナッツのプラリネに、刻んだアーモンドをからめ、スイートチョコレートでコーティングした、ドウビネーシェフ考案の「キューブショコラ」。ベルガモットが優雅に香る「フォション アールグレイ」を合わせた王道のペアリングで、ショコラの酸味が際立ちます。
最後の2品は2種の板チョコ。「タブレット ショコラ(ミルク)」は、ミルクチョコレートにクルミ、アーモンド、ピスタチオをトッピングした、ナッツの香ばしい風味と食感を楽しめる一枚で、ピーチやザクロをブレンドしたフルーティーな「フォション エキゾチックブレンドアイスティー」を。スイートチョコレートに、カカオ豆、ラズベリークリスピー、パッションフルーツクリスピーをトッピングした「タブレット ショコラ(スイート)」には、白ワインにカシスリキュールを加えたカクテル「キールロワイヤル フォション」を。カカオとフルーツ、複数の果実のハーモニーを体感しました。
テイスティング中は、シェフたちのトークに真剣に耳を傾け、写真やメモで記録を残しながら、チョコレートとドリンクのペアリングを1組ずつじっくりと味わっていたFCC部員たち。終了後に設けられたシェフとのディスカッションタイムでは、空気が一変し、活気あふれるトークが繰り広げられました。参加者の中には、フランスでの料理留学や就業経験をもつ料理家もいて、シェフたちとフランス語で会話する姿も。熱心な料理家たちからの質問を受け、シェフたちも「大変刺激を受けた」とご満悦。