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カクテルレセプション参加レポート

イベント
2018年10月10日

「Kai House Club」の会員になると、楽しい特典が満載です。さらに、クラブ内組織としてメディアとの共同プロジェクトなども。フードマガジン『ELLEグルメ』(ハースト婦人画報社)とのコラボレートによって運営される「エル・グルメ フードクリエイター部(FCC)」はそのひとつで、現在約100名の料理家たちが、バラエティあふれる“部活動”で活躍中。精力的な料理家たちは、セミナーやイベントといったさまざまな企画に参画し、そこで得た知識や人脈を自らのビジネスに生かして成功する人も続々と誕生しています。今回は、「グランド ハイアット 東京」で開催されたプロのシェフたちが腕を競うコンペティションイベントをレポートします。
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プロのシェフがしのぎを削る料理の戦い「The Good Taste Series」


料理の魅力に取りつかれ、いつしか人に料理を教えたりレシピを提供するのが仕事になっていたという料理家たちにとって、プロフェッショナルのシェフというのは、どれだけ尊敬してもし切れない存在かもしれません。足しげく、話題のダイニングや星付きのレストランに通って勉強する人も多く、実際に料理店の厨房で働いたり、シェフが開催する料理教室に参加するという料理家も。そんな人たちにとって大変興味深いイベントが、「ハイアット」が2017年より世界規模で開催している「The Good Taste Series」です。世界各地にあるハイアットグループのレストランで働くシェフを対象としたグローバルな料理コンテストで、世界中で地区予選大会が開かれ、いくつかの予選を突破した選ばれたシェフたちが、最後は頂上決戦に集うという画期的なコンペティション。ホテル業界でのこのような試みは珍しく、一般的な料理コンペに比べて、「ハイアット」という同じベクトルを目指すグループに属していながらその頂点を競うというのは、さらにし烈さを極めるものでもあります。

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写真/井上美野

Information
「Kai House Club(カイハウスクラブ)」
 
正式名称は「Kai House Culinary Artist Club(カイハウス・カリナリーアーティスト・クラブ)」。貝印が運営する“料理家のコンシェルジュ”をコンセプトとしたメンバーズクラブ。さまざまな特典があり、今回ご紹介の「Kai House Club」主催のイベントやセミナーへの参加など、料理家に役立つ情報や経験が満載。入会資格は「現在、定期的に料理教室を主宰していること」。