鶏のオーブン焼きマラガ風

では早速、作り方を教わっていきましょう。

カスエラ(耐熱陶器皿)に角切りした野菜を入れ、さらにトマトを加えて軽く全体を混ぜる。塩、こしょう、オリーブオイルを振る。

骨付き鶏もも肉は両面に塩、こしょうで下味をつけ、野菜の上にのせて表面にオリーブオイルをかける。

つぶした皮付きのにんにくをのせ、ブランデーをまんべんなく注ぎ、ローズマリーとタイムをのせる。

200℃のオーブンで1時間焼く。ときどき野菜から出るスープを肉にかけてあげると、味が馴染んで鶏肉も焦げ過ぎない。
ハーブの香りが広がって、こんがり焼けたら完成。ブランデーや野菜の水分で鶏肉はしっとりと柔らかく蒸され、表面の皮はパリッと焼き上がる。鶏肉とたっぷりの野菜ソースとを一緒にいただくのが正解。華やかな見た目だから、気軽なおもてなし料理にも向いています。

磯部さんが使った料理道具。にんじんの皮むきに欠かせないSELECT100 T型ピーラー。そして、ソースや野菜を炒めるときに便利なo.e.c マイティー・スパチュラ(黒)

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たくさん作るほどおいしくなる、賑やかなスペインの食卓がイメージできるオーブン料理です。

2019年12月26日

レシピ作成
磯部 美木子シェフ
調理時間
60分 ※内準備時間0分

材料2人分

骨付き鶏もも肉
2本
トマト
2個
玉ねぎ
1/2個
ピーマン
2個
セロリ
20cm
にんじん
1/2本
にんにく
2片
ローズマリー
2枝
タイム
2枝
ブランデー
1/2カップ
オリーブオイル
大さじ2
適量
こしょう
適量

手順

  1. 1

    骨付き鶏もも肉は塩、こしょうで下味をつける。トマト、玉ねぎ、ピーマン、セロリ、にんじんは角切りにする。

  2. 2

    カスエラ(耐熱陶器皿)に角切りした野菜を入れ、ざっと混ぜて塩、こしょう、オリーブオイルを振る。

  3. 3

    野菜の上に1の骨付き鶏もも肉とつぶした皮付きのにんにくをのせ、ブランデーを注ぎ、ローズマリーとタイムをのせる。

  4. 4

    200℃のオーブンで1時間焼く。ときどき野菜のスープを肉にかけてあげると、味が馴染んで鶏肉も焦げ過ぎない。

撮影/菊池陽一郎 取材・文/馬田早織

プロフィール
磯部 美木子シェフ
スペインへの語学留学中に料理の美味しさに目覚め、OL時代を経てスペイン・バスク地方を代表する料理学校ルイス・イリサールで学び、小笠原伯爵邸のスペイン料理店や恵比寿の「ティオ・ダンジョウ」(調布に移転)で研鑽を積み、2016年8月にスペイン・バスク料理レストラン「LANBRoA(ランブロア)」をオープン。

SHOP INFORMATION
店名:LANBRoA(ランブロア)
住所:東京都世田谷区用賀3-11-15
tel:03-6432-7017
営業時間:
18時~22時L.O.(火~金)
18時~21時30分L.O.(土、日、祝)
定休日:月曜