
2月初旬に開催されたフォション主催のショコラテイスティングは、1月中旬~3月中旬のバレンタイン・ホワイトデーシーズンに限定で発売された「ショコラ コレクション 2019」の開発を手掛けた若きエグゼクティブ ペストリーシェフ、フランソワ・ドウビネー氏(写真・中)の来日に合わせて開かれたスペシャルイベント。「Kai House Club」会員であり、食がテーマのライフスタイルマガジン『ELLEグルメ』(ハースト婦人画報社)の公認料理家「エル・グルメ フードクリエイター部(以下FCC)」の部員として活躍する10名が参加しました。
イベントのホストを務めたフランソワ・ドウビネーシェフは、現在30歳の若き実力派で、2017年7月にフォションのエグゼクティブ ペストリーシェフに就任。フランスとニューヨークで研鑽を積み、調和が表現された美しいペストリーの創り手として、その才能を同業者たちからも広く認められています。当日は、本国パリのシェフと協働し、日本でデベロップメントシェフを務めるアントニー・ステットレーシェフ(写真・左)も参加。ドウビネーシェフが初めて手掛けた日本限定のコレクションの6種のショコラと、それに合うドリンクが1組ずつ提供されました。
前半は、フランス産にこだわった3種のボンボンショコラが登場。1品目の「ビターショコラ」は、ガナッシュにカリブ諸島産のカカオ66%を使用し、ローストナッツのような香ばしさと豆のうま味をしっかり味わえるのが特徴。スペインが誇る最高峰シェリー酒「ペドロ・ヒメネス」を合わせ、甘口のシェリーとカカオの力強さを感じるビターチョコのマリアージュを楽しみます。
2品目の「ジンジャーライムショコラ」は、フランソワ・ドウビネー氏のオリジナルレシピによる日本限定ショコラ。カカオの味わいを活かしたガナッシュにジンジャーの鮮烈な風味とライムの酸味を利かせたチョコレートは、ふくよかなフィリピン産のプレミアムラム「ドンパパ」を合わせると、まろやかな味わいに。