別の鍋でバカラオを炒める。バカラオはひたひたの水に数時間漬けて戻し(ときどき味見をしてタイミングを計る)、水気を切る。
小鍋にみじんぎりしたにんにくとオリーブオイルを入れて弱火で加熱し、香りが立ったらみじん切りした玉ねぎを加えて透きとおるまで炒める。さらに、戻したバカラオを加えて炒め、全体が馴染むまで炒める。
別の鍋でベシャメルソースを作る。バターを溶かした小鍋に小麦粉を入れ、弱火でよく炒めてから牛乳を少しずつ加え、混ぜながら滑らかにする。
炒めたバカラオにベシャメルソースを加えてよく混ぜ、容器に移して粗熱を取る。
冷めたら絞り袋に入れ、ピキージョピーマンに詰める。
カスエラ(耐熱陶器皿)にサルサビスカイーナを適量敷き、ピキージョピーマンを2つ並べて200℃のオーブンで30分加熱する。仕上げにイタリアンパセリのみじん切りを散らす。
磯部さんが使った料理道具。人気シリーズo.e.c.のマイティー・スパチュラ(黒)はソースや野菜を炒めるときに便利です。
ピキージョのバカラオ詰め
野菜のうま味が詰まったソースとクリーミーなバカラオの組み合わせは何度でも食べたくなる、お店で人気の看板メニュー。
2019年12月26日
- レシピ作成
- 磯部 美木子シェフ
- 調理時間
- 180分 ※内準備時間0分
材料2人分
- 玉ねぎ(手順1用)
- 5個
- 玉ねぎ(手順4用)
- 1個
- 完熟トマト
- 1個
- ピキージョピーマン(缶詰)
- 2個
- バカラオ(ほぐしたもの)
- 30g
- バター
- 20g
- 小麦粉
- 20g
- 牛乳
- 1カップ
- チョリセロペースト
- 20g
- 鯛のだし汁※
- 90㏄
- オリーブオイル
- 大さじ1/2
- イタリアンパセリ
- 適量
※鯛のだし汁(作りやすい量1L)
- 鯛の頭
- 2尾分
- 玉ねぎ
- 1/4個
- にんじん
- 1/2本
- セロリの葉
- 適量
- 水
- 1L
手順
鯛のだし汁
-
1
鍋にすべてを入れて火にかけ、沸さないように1時間ほど中弱火で煮る。水分は、減ったら都度足す。最後は濾して保存容器に移す。
ピキージョピーマンのバカラオ詰め サルサビスカイーナ
-
1
サルサビスカイーナを作る。玉ねぎは薄切りして鍋に入れ、オリーブオイルを加えて焦げ茶色になるまでじっくり2時間以上中弱火で炒める。焦げ付かせないように絶えずかき混ぜる。
-
2
トマトは湯剥きしてボウルに入れ、手で潰す。
-
3
2を1に加え、中火でかき混ぜながら30分ほど煮る。さらにチョリセロペーストを加え混ぜ、鯛のだし汁を加える。
-
4
別の鍋でバカラオソースを炒める。バカラオはひたひたの水で戻し、水気を切る。玉ねぎとにんにくはみじん切りする。
-
5
小鍋ににんにくとオリーブオイルを入れて弱火で加熱し、香りが立ったら玉ねぎを加えて透きとおるまで炒め、戻したバカラオを加えて炒める。
-
6
別の鍋でベシャメルソースを作る。バターを溶かした小鍋に小麦粉を入れ、弱火でよく炒めてから牛乳を少しずつ加え、よく混ぜながら滑らかにする。
-
7
6に5を加えてよく混ぜ、容器に移して粗熱を取る。
-
8
7が冷めたら絞り袋に入れ、ピキージョピーマンに詰める。
-
9
カスエラに3を適量入れ、8を2つ並べて200℃のオーブンで30分加熱する。仕上げにイタリアンパセリのみじん切りを散らす。
プロフィール
磯部 美木子シェフ
スペインへの語学留学中に料理の美味しさに目覚め、OL時代を経てスペイン・バスク地方を代表する料理学校ルイス・イリサールで学び、小笠原伯爵邸のスペイン料理店や恵比寿の「ティオ・ダンジョウ」(調布に移転)で研鑽を積み、2016年8月にスペイン・バスク料理レストラン「LANBRoA(ランブロア)」をオープン。
SHOP INFORMATION
店名:LANBRoA(ランブロア)
住所:東京都世田谷区用賀3-11-15
tel:03-6432-7017
営業時間:
18時~22時L.O.(火~金)
18時~21時30分L.O.(土、日、祝)
定休日:月曜