マグロの漁師風

皮をむいてひと口大に切ったじゃが芋は180℃の油で23分、こんがりするまで揚げて油を切ります。


ぶつ切りにしたビンチョウマグロに塩、こしょう、オリーブオイルをふって手で軽くなじませ、軽く下味をつけます。

揚げたじゃが芋をソースに加え、中火で軽く煮ながらよく和えてソースを絡める。

最後にビンチョウマグロを加え、全体を混ぜながら軽く煮たら完成。ビンチョウマグロは煮過ぎないこと。中が半生ぐらいがちょうどいい。

磯部さんが使った料理道具。左からトマトをすりおろすのに愛用しているニュースライサー。「面積が広くてすりおろしやすいし、軽くて丈夫。とても扱いやすい。これは2代目になります」。ソースや野菜を炒めるときに使うのはo.e.c マイティー・スパチュラ(黒)と、o.e.c ミニ マイティー・スパチュラ(赤)、そして、じゃがいもの皮むきに欠かせないSELECT100 T型ピーラー

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トマトやピーマンなど野菜ソースベースの軽い煮込みは、旬のマグロを気軽にいただける親しみやすさが魅力の一品です。

2019年12月24日

レシピ作成
磯部美木子シェフ
調理時間
30分 ※内準備時間0分

材料2人分

ビンチョウマグロ
1さく(120g)
トマト
1個
じゃが芋
1個
にんにく
1/4片
玉ねぎ
1/8個
ピーマン
1個
鯛のだし汁※
180㏄
チョリセロペースト
小さじ2
オリーブオイル
大さじ2
適量
胡椒
適量
揚げ油
適量

※鯛のだし汁(作りやすい量1L)

鯛頭
2尾分
玉ねぎ
1/4個
にんじん
1/2本
セロリの葉
適量
1L

手順

鯛のだし汁

  1. 1

    鍋にすべてを入れて火にかけ、沸さないように1時間ほど中弱火で煮る。水分は、減ったら都度足す。最後は濾して保存容器に移す。

ビンチョウマグロとじゃが芋のバスク風

  1. 1

    トマトはおろし金ですりおろす。じゃが芋は皮をむき、ひと口大に切る。にんにく、玉ねぎ、ピーマンはみじん切りにする。ビンチョウマグロはぶつ切りにする。

  2. 2

    小鍋ににんにくとオリーブオイルを入れ、弱火で加熱する。

  3. 3

    香りが立ったら玉ねぎとピーマンを加え、しんなりするまで中火で炒めたらチョリセロペーストを加えて混ぜ、1のトマトを加えて軽く煮る。

  4. 4

    3に鯛のだし汁を加え、中火で軽く煮たらソースは完成。

  5. 5

    じゃが芋は180℃の油で2~3分、外がこんがりするまで揚げ、油を切る。

  6. 6

    ビンチョウマグロに塩、こしょう、オリーブオイルをふって手で軽くなじませ、下味をつける。

  7. 7

    4に5を加えて中火でよく混ぜる。その後、6を加えてソースと和えて軽く煮たら完成。ビンチョウマグロは中が半生ぐらいがちょうどいい。

撮影/菊池陽一郎 取材・文/馬田早織

プロフィール
磯部 美木子シェフ
スペインへの語学留学中に料理の美味しさに目覚め、OL時代を経てスペイン・バスク地方を代表する料理学校ルイス・イリサールで学び、小笠原伯爵邸のスペイン料理店や恵比寿の「ティオ・ダンジョウ」(調布に移転)で研鑽を積み、2016年8月にスペイン・バスク料理レストラン「LANBRoA(ランブロア)」をオープン。

SHOP INFORMATION
店名:LANBRoA(ランブロア)
住所:東京都世田谷区用賀3-11-15
tel:03-6432-7017
営業時間:
18時~22時L.O.(火~金)
18時~21時30分L.O.(土、日、祝)
定休日:月曜