プロの逸品 秋刀魚の揚げ春巻き

プロのレシピ

料理教室を主宰する人気料理家の「とっておきの一皿」をご紹介する連載。教室でも生徒さんから大好評だったオリジナルレシピや、自身にとっても思い入れの深い一品をお届けします。毎日の食卓からおもてなしにまで活躍する、季節感やトレンドを感じられる自慢の味をぜひ試してみてください。

大人にも子供にも人気の変わり種揚げ春巻き

ハーブ使いに定評がある、フードデザイナーの福原歩さんが教えてくれたのは、秋に旬を迎える秋刀魚を主役にした「秋刀魚とカマンべールチーズ、バジルの揚げ春巻き」です。

「春巻きは自宅でもよく作るメニューで、家族にも大人気なんです。正統派の春巻きは、具材の準備に手間がかかりますが、私の春巻きは材料を切って巻くだけなので簡単なのもいいところ。秋刀魚の肝が好物なので、ソースにして隠し味にしています。肝の苦味が苦手な方もいると思いますが、チーズと組み合わせるとまろやかになって苦味はほぼ感じずに、風味だけが残ります。だから我が家の3歳の子供にも人気ですよ」

おいしく作るポイントはありますか?

「秋刀魚は中骨があると食べた時に口当たりが悪いので、できるだけとってください。もし面倒なら、秋刀魚缶でもOKです。缶なら買い置きできますし、さらに時短になりますね。秋刀魚のほか、サバやイワシでもおいしくできますよ。あと、ハーブとチーズは絶対に入れてくださいね。お酒のおつまみにもなりますし、時間が経っても美味しいので、お弁当のおかずにもおすすめです」

脂が乗った秋刀魚と肝を隠し味にした変化球春巻きは、サクッとした皮と、とろりとしたチーズ、秋刀魚のジューシーさのコントラストが印象的。爽やかな風味のバジルが名脇役で、ビールにもよく合う逸品です。

2020年10月1日
レシピ作成 福原歩さん
調理時間 30分 ※内準備時間0分

材料8本分(11cm×3.5cmのもの)

秋刀魚

2尾

少々

オリーブオイル

少々

小さじ2

みりん

小さじ2

醤油

小さじ2

カマンべールチーズ

1個

生バジル

16枚

水溶き小麦粉

適量

春巻きの皮

8枚

揚げ油

適量

作り方

1.

秋刀魚を三枚おろしにし、中骨をできるだけ取り除く。肝は別にしておく。一枚を半分に切り、軽く塩を振る。

2.

肝ソースを作る。フライパンにオリーブオイルと肝を入れ、弱火で炒める。酒、みりん、醤油を加え、水分が半分くらいになるまで煮詰める。

3.

カマンべールチーズは、放射線状に16等分に切る。

4.

春巻きの皮は、角を手前にしておき、手前に秋刀魚の身1切れ、カマンべール2切れ、肝ソース少々、バジル1枚をのせる。手前からひと巻きし、両端の皮を内側に折りこみ、巻いていく。巻き終わりにバジルを1枚のせ、縁に水溶き小麦粉を塗り、くっつける。

5.

フライパンに揚げ油を2cmほど入れて170℃に熱し、春巻きを揚げる。片面に焼き色がついたらひっくり返し、反対側も焼き色がついたら、網に上げて油をきる。

PROFILE

福原歩さん


フードデザイナー。料理専門学校を卒業後、高級フランス料理店、イタリアン、カフェ、シーフード料理店など、さまざまなジャンルのお店で働いたあと、料理家として独立。子供と楽しむ料理教室、イベント出店、レシピ開発、ケータリングなど多岐にわたって活躍しています。スパイスやハーブを使ったオリジナリティ溢れるおしゃれなレシピが人気です。最新情報は、インスタグラム@ayumimimi_miから。

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