
ホタテに卵黄を塗ると接着剤がわりになるので、ブリオッシュとしっかり密着してくれる。
ホタテをブリオッシュでサンドして、このまま冷蔵庫で冷やし固める。
飾り用のカリフラワーは、白くてきれいな部分のみ使用する。残りはカリフラワーのクレームに使用するとよい。「氷水にさらすと蕾が開き、サンゴ礁のようになります」
後藤さんが愛用しているのは、ミシェル・ブラスの包丁No.3。「刃体の両面にくぼみがあるので、どんな食材も美しく切ることができます」
カリフラワーのクレームは白く仕上げたいので、ごく弱火で加熱して焦がさないこと。水分は加えず、カリフラワーが持つ水分だけで蒸し煮にするので、甘みが凝縮する。
ホタテパンは、常にフライパンを揺すりながら、均一に焼き色をつける。こんがりしたら返して、裏面も同様に焼き色をつける。
カリフラワーのクレームをスプーンにとって器に模様を描く。
ホタテパンを器の端に置き、カリフラワーとアマランサスを立体的に盛り付ける。
クレームの上に、コーヒーオイルとコーヒー豆を散らす。